熱帯魚の病気の対処法は?治療方法と薬を紹介!

熱帯魚を初めて飼って、
わからないことが多いのが熱帯魚の病気です。

最初は元気だったのに、
急に餌を食べなくなったり、
体に何か異常が出てきたりと、
どう対処したらいいのかわからないことも。

今回は、熱帯魚がかかりやすい病気や、
かかってしまったときの対処法
を、
詳しく紹介していきましょう。

熱帯魚が病気になった時の対処法!


熱帯魚が病気になってしまった場合、
すぐに気づいて治療を開始することで、
重症化を防ぐ
ことができます。

病気に気づいたら症状にあった治療薬を、
水に溶かして薬浴させたり、
直接患部に塗るなどして治療をします。

治療中は、
水温をいつもより高くするようにします。

水槽用のヒーターなどを使って、
水温を30℃~32℃になるよう、
設定しましょう。

また、病気のほとんどが水質悪化や、
水温の低下によるものです。

普段からフンや汚れをとって
水替えをこまめにして水質を安定させ、
水温も適温を維持できるようにしましょう。

次の章から治療方法について、
詳しく紹介していきましょう。

熱帯魚を薬で治療する3つの方法!


熱帯魚が病気にかかってしまったとき、
それぞれの病気にあわせて治療薬があります。

治療薬の使い方は、
症状や重症度によって異なり、
おもに3つの方法で治療していきます。
次の章から、その3つの方法について、
解説していきましょう。

①水槽に薬を入れる

熱帯魚の治療方法1つめは、
水槽に薬を入れる方法です。

水槽に薬を直接入れる場合は、
できれば普段飼育している水槽から、
他の水槽に熱帯魚を移しましょう。

飼育している水には、
フンや汚れを分解してくれる
バクテリアが存在しています。

このバクテリアは、
薬を入れることにより死滅してしまい、
生物濾過のバランスが崩れる原因にもなります。

感染力が強い病気の場合は、
飼育している水槽に薬をいれます。

その際は、水草やエビなどの甲殻類は、
取り出しておく
ようにしてください。

②熱帯魚に薬を塗る

熱帯魚の治療法、2つめは、
熱帯魚の体に直接薬を塗る方法です。

魚の体にキズや病気が見られる場合、
治療薬を綿棒やガーゼなどを使って、
直接患部塗る治療法になります。

ただし、こちらの方法は熱帯魚にも負担が大きく、
最悪の場合、
命を落としてしまう危険もある
ため、
初心者の人には、あまりおすすめできません。

③餌に薬を混ぜて与える

熱帯魚の治療法3つめは、
餌に薬を混ぜて与える方法です。

比較的症状が軽い場合や、
食欲がある場合は、この方法がおすすめです。

液体薬の場合は、普段の餌に染み込ませ、
粉薬の場合は餌をすりつぶしたものと、
薬を混ぜて練ったものを与えます。

【症状別】熱帯魚の治療に有効な薬はこれ!


ここからは、熱帯魚に効く治療薬を
症状別に紹介していきますので、
参考にしてみてくださいね。

メチレンブルー

メチレンブルーは、熱帯魚がかかりやすい
白点病や水カビ病、
尾腐れ病に効果があります。

幅広い病気に効くので、
飼育中は準備しておきたい治療薬です。

グリーンFゴールド

グリーンFゴールドは、
エロモナス感染症や尾腐れ病、
穴あき病など、
細菌による感染症に効果があります。

細菌に対して強い抗菌力を発揮し、
幅広い病気に対応します。

トロピカルN

トロピカルNは、
うおじらみや、いかり虫など、
寄生虫に対して効果のある治療薬です。

熱帯魚の体に寄生が確認できる場合は、
ピンセットなどで取り除きます。

効果が強い薬のため、
軽量はしっかりと行ってくださいね。

まとめ


今回の記事では、
熱帯魚の病気と治療方法、
症状別に効果のある薬
について紹介しました。

初めて病気になってしまったとき、
どうしたらいいのか
不安になってしまいますよね。

熱帯魚が病気になってしまったら、
すぐに治療を開始する
のがベストです。

症状が軽いうちなら治りも早く、
熱帯魚にも負担が少なくて済みます。

熱帯魚の病気は、
予防することができます。

こちらの記事で詳しく紹介しているので、
参考にしてみてください。
⇒熱帯魚の病気を予防する3つの方法!塩が効くってほんと?

いざというときに慌てないためにも、
ぜひ今回の記事を参考にしてみてくださいね。


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