クラゲを飼育する際、飼育にかかる費用
について気になる人が多いと思います。
クラゲの飼育に関して、具体的な費用は
なかなか分りにくいですよね。
そこで今回は、クラゲの飼育に
かかる費用を解説していきます。
安くてお手頃価格のクラゲや、
最低限必要なアイテムもご紹介します。
ぜひ参考にしてみて下さい。
クラゲの飼育にかかる費用は?
クラゲを飼育するためには、
最もシンプルな設備であれば
5,000円程度で飼育することが可能です。
ただし、シンプルな設備の場合、
飼育できるクラゲの種類や大きさ等に
制約があるため注意が必要です。
15,000~20,000円程度の予算があれば
より様々な種類のクラゲが飼育できる
設備を整えることができます。
まずはシンプルな設備でクラゲの飼育に挑戦し、
飼育に慣れてきてから、設備を
ステップアップさせるのも良いですね。
もし、飼育をしたい種類が決まっているのであれば、
それにあった設備を用意することが必要です。
クラゲで安い価格の種類は?お手頃な3選
クラゲは、観賞魚ほど流通量が多くなく、
珍しい種類は値段も高くなってしまいます。
その中でも流通量が多い種類であれば、
比較的安価に購入することができます。
今回はお手頃価格で購入出来る、
3種類のクラゲをご紹介します。
①カラージェリー
熱帯地方に生息するクラゲで、
青、白、ワインレッドなど
カラーバリエーションが豊富なクラゲです。
傘の大きさは5~10cm程度で
丸みがかった形をしています。
クラゲの中では特に流通量が置く、
観賞魚店でもよく見かけるクラゲです。
2,000~3,000円で販売されています。
いろんな色がいるのがいいですね。
丸っこい形が可愛いです。
こんな口コミが見られました。
②ミズクラゲ
出典 mmimi.biz/
国内で、もっともよく見かけるクラゲです。
各地の港でも見られるクラゲで、
多くの方に馴染みのあるクラゲです。
4つある生殖腺が、四つ葉のクローバーに見え、
女性人気も高いクラゲです。
流通量も多く、値段も手頃です。
夏場の高水温に弱いので、
水温上昇には気をつけなければいけません。
1,000~2,000円程で販売されています。
ゆったり泳ぐ姿に癒やされます。
四つ葉のクローバーみたいで可愛いです。
③タコクラゲ
南方系のクラゲですが、
国内でも見かけられるクラゲです。
大きさは3~10cmほどで、
傘に白や水色のドットが入ります。
国内、国外の両方から入荷し、
流通量の多いクラゲの1つです。
クラゲの中では良く泳ぐ種類なので、
見ていて飽きません。
1,500~2,500円程で販売されています。
水玉模様が可愛いです。
他のクラゲと違って良く泳ぐのが良いですね。
こんな口コミが見られました。
こちらの記事では、クラゲの種類を
10種類ご紹介しています。
ぜひ合せて読んでみて下さい。
クラゲの飼育に必要なもの!5つのアイテムを紹介
クラゲの飼育をするに当たって、
様々なアイテムが必要になります。
色々なアイテムを組み合わせることで、
より高度な飼育をすることが出来ますが、
最初から全てを揃える必要はありません。
この章では、クラゲの飼育に最低限必要な、
5つのアイテムをご紹介します。
①ライト
出典:https://www.shopping-charm.jp/
カラージェリーやタコクラゲなど
一部のクラゲは、体内に褐虫藻と呼ばれる
植物プランクトンを共生させ、その褐虫藻が
光合成することで、栄養を得ています。
そのため、ライトを用意し、光合成に
必要な光を供給してあげる必要があります。
一般的なライトでも大丈夫ですが、
より長生きさせるためには、
光量の強いライトがおすすめです。
②ろ過装置
クラゲに餌を与えると、当然排泄物を出します。
排泄物や、餌の残りが水槽内にあると、
アンモニアなどの有害な物質が発生します。
そのままにしておくと、クラゲの健康に
影響が出てきてしまいます。
そこでろ過装置を設置し、
水を綺麗にする必要がります。
ろ過装置を設置するこで、ろ過装置内に
バクテリアが定住し、有害な物質を分解してくれます。
③餌
クラゲはプランクトンを食べる種類と、
小魚などを食べる種類に分けられます。
飼育に向いているクラゲの多くは
プランクトンを食べる種類です。
そのため、飼育をするためにはプランクトンを
用意してあげる必要があります。
現在は、各メーカーから
冷凍したプランクトンが販売されています。
クラゲの大きさに合わせて、
ブラインシュリンプ、ワムシ、コペポーダと言った
プランクトンを用意してあげましょう。
スポイドで各クラゲに吹きかけるように
餌を与えてあげましょう。
少し手間がかかりますが、
ブラインシュリンプを孵化させる
セットも販売されていますので、
そちらもおすすめです。
こちらの動画では、
クラゲの餌やりについて紹介しています。
④ヒーター
流通している多くのクラゲは、熱帯地方など、
暖かい場所に生息している種類が多いです。
そのため、水槽内の水温も、25~26℃程度に
設定してあげる必要があります。
そのため、ヒーターを使って
水温を暖めなくてはいけません。
ヒーターには、温度を調整できるタイプと、
温度が固定されているタイプがあります。
飼育しているクラゲが決まっていれば、
温度が固定されているタイプでも良いですが、
温度を調整できるタイプの方が、
何かと便利で使いやすいでしょう。
⑤海水
出典:https://www.shopping-charm.jp/
クラゲは海に生息しているため、
水槽には海水を入れる必要があります。
各メーカーから販売されている
人工海水の素を使用するのが手軽です。
水道水に、規定量の人工海水の素を入れて
溶かせば海水の完成です。
あまり多くはありませんが、
天然海水を販売しているお店もありますので、
近くにお店があれば使用するのも良いでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
クラゲは少し特殊な生き物なので
設備も大がかりになってしまう
イメージもあるかもあしれません。
しかし、種類を選べば、最低限の設備でも
十分に飼育することが可能です。
シンプルな設備であれば、
それほど費用もかかりませんので、
まずは飼育にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
クラゲの飼育の注意点については
こちらの記事でご紹介しています。
ぜひ読んでみて下さい。