金魚を飼っていると、ろ過装置を
つけているだけで酸素が
足りるのかどうか気になることが
ないでしょうか。
ろ過装置だけである程度酸素が
入っているということは
わかるとおもいます。
しかしそれだけで足りるのか、
エアレーションはいらないのか。
そんな悩みに対して、
今回は金魚のろ過装置だけで酸素は
供給されるのかどうか
見ていきたいと思います。
金魚のろ過装置だけで酸素を供給することは可能なの?
金魚のろ過装置だけで酸素を
供給することは可能なのでしょうか。
ろ過装置だけで酸素を供給していると、
ぼこぼこしていることが少なくて、
酸素を供給しているか
どうか不安だと思います。
水面が波立ったり、揺らぐことで
空気中の酸素が水面から
水中に溶解します。
このように目立ちはしませんが、
しっかりと酸素は供給されているので
不安はありません。
特にエアーポンプを入れなくても、
ろ過装置があれば、酸欠などが
見られるということは
ほとんどないでしょう。
金魚の酸素を供給するにはエアーポンプも必要?
金魚の酸素を供給するのには
エアーポンプも必要なのでしょうか。
エアーポンプは酸素を供給するのに
最も適しているものとなります。
しかしこのエアーポンプは
必要なのでしょうか。
答えとしては、酸素が水中に
足りないときだけ必要になります。
基本的にろ過器を置いている場合、
それで足りなくなるということは
比較的少ないと思います。
しかし酸素が水中に
少なくなってしまう要因が重なって、
酸素が足りないときは
エアーポンプが必要になってきます。
その酸欠になってしまう要因
というものを次に見ていきます。
金魚が酸欠になってしまう原因は他になにがある?
では、金魚が酸欠になってしまう
原因は何があるのでしょうか。
主な要因として2つあるので
それぞれ見ていきたいと思います。
1.過密飼育
金魚が酸欠になってしまう原因の
一つ目は、過密飼育です。
水槽内に多くの金魚がいる状態だと、
水槽内が酸素不足になることが有ります。
金魚の数として適性なのは、
10Lあたりに1匹といわれています。
最もポピュラーな60㎝水槽タイプだと、
56Lほどなので5匹から
6匹が適正となります。
こう聞くととても少ないように
感じるかもしれませんが、
金魚は最大で30㎝ほどにもなる魚です。
そのためこれくらい余裕をもって
飼うことが重要となります。
2.水温の上昇
金魚が酸欠になってしまう原因の
二つ目は、水温の上昇です。
水温が高くなると、
水の中に溶け込める酸素が減るため、
酸素不足になります。
普段は酸素不足にならないという
水槽でも、夏場になったらどうやら
金魚が酸素不足のように
感じるというのはこの
水温上昇の影響です。
やはり、特に夏場は気を付けないと、
思っているよりも水中に
酸素がなくなってしまいます。
金魚が酸欠になったときの応急処置はあるの?
金魚が酸欠になったときの
応急処置はあるのでしょうか。
応急処置として、
まずはエアレーションを使用します。
エアレーションを入れてあげることで
大体の酸欠は解決します。
また、水温を下げてあげることも
酸欠の応急処置としてはいいものです。
水温の下げ方は様々ですが、
水換えついでに少し水温の低い水を
入れてあげることも
水温を下げる方法としてあります。
また、全体的に下げる方法としては、
扇風機を当てたり、
クーラーをつけたりなどが一般的となります。
まとめ
今回は、金魚のろ過装置だけで
酸素は供給されるのか
どうかについてみてきました。
基本的にはろ過装置だけで
十分の酸素が供給されます。
しかし、水温の上昇や、
過密飼育などの条件があると
どうしても酸素不足やひどい時には
酸欠になってしまいます。
酸素は非常に金魚にとって
重要なもので、酸欠になってしまうと、
病気などが発生してしまい
死に至ってしまうこともあります。
また、金魚のろ過器を
自作したいと思うこともあると思います。
そのことについては
次の記事で詳細を書いているので
よかったら参考にしてみてください!
⇒金魚のろ過装置は自作できる?作成に必要なものや手順について解説!
酸素は金魚にとって
とても重要なので、ろ過装置だけで
満足するのではなく熱い時などは
エアーポンプなども
考えるようにしましょう!