鯉の稚魚の飼育!知っておくべき5つのコツをご紹介!

縁日の金魚すくいなどでは、
金魚に混じって鯉の稚魚が
泳いでいることも多いのだとか。

皆さんの中にも、
思いがけずして鯉の稚魚を
飼育することになったという方が
いるかもしれませんね。

では、鯉の稚魚をうまく成長させるには
どうしたら良いのでしょうか。

そこで今回の記事では、
立派な鯉を育て上げるために
ぜひ知っておいていただきたい
5つのコツをご紹介したいと思います。

初めて鯉の飼育に挑戦する方は
ぜひ参考にしてみてくださいね!


鯉の稚魚の飼育で知っておくべき5つのコツとは?

孵化してから間もない鯉の稚魚は
庭や公園などの池を悠々と泳ぐ成魚とは違い
金魚のように小さな体をしています。

大きく立派に育て上げるには、
「餌の与え方」と「飼育環境」
気を配ることが大切です。

まず最初は、
鯉の稚魚飼育のコツを
5つご紹介いたします。

コツ⒈餌を与えすぎないようにする

成長期の稚魚には
たっぷりと餌を与えたほうが
良いように思われがちですが、

むしろその逆で
与え過ぎに注意しなくてはなりません。

鯉はもともと食欲旺盛で
餌を与えると
いくらでも食べてしまいますが、

私たち人間と違って鯉には胃がないため
食べ過ぎると消化不良を起こしてしまい、
最悪の場合死に至ることもあります。

給餌の基本は「腹八分目」。

稚魚の場合は
お腹のあたりが程良く膨れてくるので、
それを適量の目安にすると良いでしょう。

一方、餌を与えても食べないという時には
まだ新しい環境に慣れておらず
警戒しているのかもしれません。

その場合は無理に与えようとはせずに
様子を見ながら少しずつ与えてください。

コツ⒉餌は1回の量は少なく、回数を多くする

先述のとおり鯉には胃袋がないので、
一度にたくさんの餌を与えるよりも
少量ずつをこまめに与えるほうが
うまく消化されやすくなります。

理想的な給餌回数は
朝から夕方までの間に3~5回。

屋外飼育などで
夜間に水温が下がる場合には、
夕方の給餌量は控えめにしましょう。

水温が下がるとともに活性も低下するので、
大量に食べると消化不良を起こす
恐れがあります。

コツ⒊濾過槽を必ずつける

餌の食べ残しや糞などで汚れた水は、
鯉の体に悪影響を及ぼします。

鯉を飼育する環境には
水の汚れを浄化処理するための
「濾過槽」を設置しましょう。

濾過槽での浄化処理は
濾過バクテリアと呼ばれる水中の微生物が
汚れを分解することによって行われますが、

それにはバクテリアが棲みつくための
「濾材」が必要です。

濾材はどんなものでも構いませんが、
手入れのしやすいものが良いでしょう。

たとえばブラシが円筒状になった
「ロール濾材」と呼ばれるものは、

表面積が広いためバクテリアが定着しやすく
汚れても洗いやすいことから
人工濾材の中でも特に人気があります。

また、濾過バクテリアの活動には
酸素が欠かせません。

エアーポンプを用いて
水中に酸素を補給しましょう。

コツ⒋糞抜きを毎日行う

水をきれいな状態に保つには
濾過槽の力に頼るばかりでなく、

飼い主さん自身でも
水底に溜まった糞を吸い出す
「糞抜き」の作業を行いましょう。

糞抜きで減った分の水は
必ず足しておいてくださいね。

コツ⒌水槽は黒や濃い灰色にする

鯉というと屋外の大きな池などで
飼われているイメージがありますが、
ガラス水槽やプラ舟などでも
飼育することが可能です。

鯉は環境に合わせて成長していくので、
小さめの水槽で飼育すれば
そこまで大きくはなりません。

より美しい鯉を育てたい場合は、
水槽の色を黒や濃い灰色などにすると
発色が良くなると言われています。


鯉の稚魚の餌はどんなものを選べばいいの?

鯉は雑食性の魚で、
自然下ではタニシなどの貝類のほか
エビやザリガニなどの甲殻類、
水面に落ちた昆虫などを食べています。

飼育下ではこれらのものを
用意するのは難しいと思いますので、
ペットショップなどで販売されている
鯉用の人工餌を与えると良いでしょう。

鯉用の餌が手に入りにくい場合は
金魚用でも代用が可能です。

稚魚はまだ口が小さいので、
粒のサイズがなるべく小さいもの
選んであげてください。


出典:https://www.kyorin-net.co.jp/index.html

こちらの「キョーリン 咲ひかり」シリーズは
稚魚の成長段階に合わせて
粒の大きさが選べるのでおすすめです。

⇒『キョーリン』企業サイトはこちら

鯉の稚魚に起こりやすい病気は?

稚魚期の鯉がかかりやすい病気のひとつに
「眠り病」があります。

眠り病にかかると、
その名のとおり眠ったように
水底に横たわったまま動かなくなるほか、

目のあたりがくぼんできたり
体全体が浮腫むなどといった
症状が見られます。

発症原因は未だはっきりしていませんが、
治療については0.5%の塩水浴と
魚病薬(エルバージュなど)による薬浴
推奨されています。

放っておくと衰弱して
死に至ることもあるので、
少しでも異変が見られたら
早めに対処するようにしてくださいね。

鯉の稚魚に見られる特徴とは?

縁日などの金魚すくいでは、
無地や色味が良くないなどの理由で
選別から外れてしまった鯉の稚魚が
金魚に混じって泳いでいることも。

そのため、縁日ですくってきた金魚が
「育ってみたら鯉だった・・・!」
なんて話も珍しくありません。

成魚であれば体の大きさで
両者の違いは一目瞭然ですが、
稚魚のうちは意外とわからないものです。

しかし、
よくよく見ると鯉の稚魚には
鯉の特徴である「ヒゲ」が見られます。

金魚はどんなに体が大きくても
ヒゲはありません。

金魚なのか鯉なのかの判断に悩む時には
まず口元に注目してみてくださいね。


まとめ

今回の記事では、
鯉の稚魚をうまく育てるためのコツや
気を付けたい病気などについて
ご紹介してまいりました。

鯉の稚魚を初めて飼育する方が
やってしまいがちな失敗は
「餌の与え過ぎ」だと言われています。

鯉は食欲が非常に旺盛で
餌を与えるといくらでも食べてしまいますが、
どんどん食べる様子が可愛いからといって
与え過ぎるのは禁物です。

また、稚魚期は
病気に対する抵抗力も低いので、
水質管理にも気を配るようにしましょう。

鯉はうまく飼育すれば
20年以上も生きてくれます。

長いお付き合いができるように、
稚魚のうちから健康管理を
しっかりと行ってくださいね!




遠藤 ゆきをフォローする
お魚さんといっしょ