金魚にとって
水換えはとても大事です。
水換えをしたところ、
数時間経ったら全部の金魚が
死んでしまったということが
ないでしょうか。
金魚のために水換えをしたのに
全部死んでしまうとかなしいのは
もちろんですが、
理由がわからないですよね。
もしその理由がわからないと
次金魚を飼うときも
不安が残ると思います。
金魚が全滅したのには
しっかりと理由があります。
そしてその理由を理解して次から
その部分を改善することで
もうそんなことを
起こすことはなくなります。
では、金魚が水換えで死んだ理由や、
そのほかに知っておくことを
見ていきたいと思います。
金魚が水換えで死んでしまった原因はなに?
金魚が水換えで死んでしまった
原因は何なのでしょうか。
主な原因は3つあるので
それぞれ見ていきたいと思います。
1.酸欠
金魚が水換えで死んでしまった
原因の一つ目は、酸欠です。
水槽内の水の中にはたくさんの
酸素が溶け込んでいます。
そしてその酸素を使い
金魚は呼吸をしています。
しかし水道水の中にはそれほど
酸素が入っておらず、水槽内の水と
比べるとその数はかなり
少ないのが現状です。
そのため水替えで多くの水を換えたり、
水換え後にエアレーションを
していないなどの条件が重なると
水槽内の酸素が急激に少なくなり
酸欠に陥ってしまいます。
そのため酸素が少なくならないように
エアレーションを使うなど
工夫を行うようにしましょう。
金魚の酸欠に様子に関しては
次の動画であるので
参考にしてみてください。
2.アンモニア中毒
金魚が水替えで死んでしまった
原因の二つ目はアンモニア中毒です。
水槽内の水には
たくさんの物質が存在します。
良いものから
悪いものまでたくさんです。
特に悪質な
物質の場合は大問題です。
アンモニアなどの悪質な
物質は残った餌や糞から発生します。
しかし、そのアンモニアは
水の中にいるろ過バクテリアが
分解して無害なものに変えてくれます。
そのろ過バクテリアは
水槽内に元から
存在するものではありません。
水道水の中にも
もちろん存在しません。
そのため水換えで多くの水を
交換してしまうと水中の
ろ過バクテリアがいなくなってしまい
アンモニアが分解されなくなってしまいます。
分解されなかったアンモニアは
水中に残り続けてしまい
水槽内の環境を壊します。
また、金魚自体の体にも
悪影響を及ぼしてしまいます。
アンモニア中毒は大変な
病気になるので
気を付けるようにしましょう。
3.亜硝酸中毒
金魚が水替えで死んでしまった
原因の三つ目は、亜硝酸中毒です。
この亜硝酸もアンモニアと
同じく有毒な物質になります。
そして同じく
ろ過バクテリアによって分解されます。
そのろ過バクテリアは
水換えによって大きく
失われてしまうので、亜硝酸が
水中に大きく増えてしまいます。
そのように増えてしまうと
亜硝酸中毒になってしまうので
気を付けましょう。
金魚が早死にしてしまう原因は他にもある?
金魚が早死にしてしまう
原因は他にもあるのでしょうか。
金魚が早死にする
原因は他にもあります。
その主な原因としては
水質の悪化が考えられます。
水質が悪化すると
金魚は病気になってしまいます。
そのように病気になると
どうしても早く
死んでしまうことになります。
したがって水質の安定には
気を使いましょう。
また、金魚の早死にの
原因は他にもあります。
次の記事で詳細を書いているので
よかったら参考にしてみてください!
⇒金魚の飼育は初心者でも大丈夫?早死にさせないための基礎知識を紹介
金魚の水換えをする際に知っておくことは?
金魚の水換えをする際に
知っておくことは何なのでしょうか。
一番知っておくことは、
たくさんの水を交換すれば
いいということではありません。
交換する量はあくまでも
1/3~1/2程度が目安です。
あまりたくさん交換すると
水温の急激な変化が起こってしまうので
たくさん交換すればいい
というわけではありません。
交換頻度をあげるときは
交換する量は減らすようにしましょう。
また、金魚の調子が悪い時は
すこし水の交換をしてあげると
改善がみられることもあります。
その時には少量の交換を
することにしましょう。
少量の交換をせずに
大量の交換をしてしまうと
逆に金魚の体調を崩す原因に
なってしまいます。
金魚の水換えの方法については
次の記事で詳細を書いているので
よかったら参考にしてみてください!
⇒金魚の水換えは全部取り替えるべき?魚たちのベストな交換方法を紹介
まとめ
今回は金魚が水替えで死んだ原因や
そのほかに知っておくことを
見てきました。
金魚の水換えはとても
大事なことでその水換え一つで
金魚が死んでしまうことがあります。
その死んでしまうのにはしっかりと
原因があるので理解して二度と
起こさないことが必要です。
原因は簡単に起こりやすいものなので
金魚のためにもしっかりと
対処法を覚えて
実践するようにしましょう。
水換え一つで金魚は全滅することも
あるということを覚えておくことで
飼育方法も変わってきます。
これからは水換えについて
しっかりと考えるようにしましょう。