金魚を観察していると、
時々転覆するようになった
ということがないでしょうか、
しかし治療法がわからないですよね。
転覆は金魚にとってとても
苦しい病気となります。
その状況を発見したら一刻も
早く改善してあげることを
おすすめします。
そこで今回は、金魚の転覆は
治療で改善するのか、
また原因などを
見ていきたいと思います。
金魚の転覆は治療で改善することができるの?
金魚の転覆は治療で
改善するのでしょうか。
基本的には、治療で
改善するといわれています。
具体的には、まず、水温が
高い容器へと移してみます。
そして、そこでしばらく
絶食を行います。
これだけで改善する場合が
多いですが、それでも改善が
見られない場合は、
塩水浴を実施しましょう。
これで大体の転覆は
改善すると思われます。
金魚の転覆する原因として考えられることは?
金魚が転覆する原因は
何なのでしょうか。
主な原因として5つあるので、
それぞれ見ていきたいと思います。
1.餌の影響
金魚が転覆する原因の
一つ目は餌の影響です。
餌の与えすぎや古い餌を
利用していたりなどで、
金魚のおなかの中にたくさんの
空気が詰まった結果、
転覆という事態になっています。
餌を与えすぎると
消化できなくなるので、
気を付けましょう。
2.エア食い
金魚が転覆する原因の
二つ目は、エア食いです。
エア食いとは、水面で口を
パクパクしている行動がありますよね。
水面に浮いている餌を
食べる姿を見たことが
あると思いますが、金魚が
浮いている餌を食べるとき
餌と一緒に空気ごと吸い込みます。
その空気を吸い込むことが重なり、
金魚のおなかの中に空気が
貯まってしまい、
転覆していることがあります。
3.水質悪化
金魚が転覆する原因の
三つ目は水質悪化です。
水質が極端に悪いと、
金魚はストレスから
命令系統がくるってしまい、
浮袋が機能せずに転覆してしまいます。
また、ストレス以外にも、
高濃度のアンモニアに
長期間さらされてしまった
場合にも転覆が起こります。
水質悪化は様々な
病気の元になりますが、
その中でも転覆病にも影響してしまいます。
この水質悪化による転覆は、
水質悪化を改善することにより、
簡単に転覆を治すことができるので、
迅速に対応しましょう。
4.肥満や先天性
金魚が転覆する原因の
四つ目は、肥満や
先天性によるものがあります。
肥満は餌の食べ過ぎで、
結果的に浮きやすい体になってしまい、
転覆してしまうことがあります。
また、先天性によるものは、
生まれつき命令系統の
調子が悪いタイプです。
この先天性のタイプは、
時々転覆を起こします。
しかもこれは何の原因もなく
起こってしまうものなので
どうしようもないというのが現実です。
先天性によるものは、
治しようがないので、
できるだけ他の金魚と一緒に
ならないように隔離して
育ててあげるようにしましょう。
5.環境の変化
金魚が転覆する原因の
五つ目は、環境の変化です。
金魚が転覆する原因として
大きいのがストレスになります。
環境の変化により、
騒音や振動が金魚にとって
ストレスになります。
こうなってしまうと、
浮袋の機能、または命令を出す
平衡感覚がくるってしまい、
バランスが取れなくなってしまいます。
この場合は浮き袋の機能が
狂うので浮くのか沈むのか
予想がつきません。
敏感な個体では、車のドアの音や、
クラクションなどにも反応します。
また、新入りの金魚がいじめられて
最終的に転覆するようなこともあります。
このようなものはすべて
環境の変化による、
命令系統の故障であったり、
平衡感覚のずれになってきます。
金魚はとてもストレスに弱いので、
できるだけ環境の変化などは
ないようにしてあげましょう。
まとめ
今回は、金魚の転覆は
治療で改善するのか。
また、その原因などに
ついてみてきました。
金魚の転覆は金魚を飼っていると、
とてもよく目にする光景です。
しかしそれを甘く見ていると、
大きな病気につながったり、
最悪の場合死に至ることもあります。
しっかりと転覆に関して
知識をつけて正しい処置を
してほしく願います!
また、転覆病の症状に関して、
詳しくは知らないという人も
多いのではないでしょうか。
転覆病の症状を知ることで
しっかりとした処置につながります。
その症状に関しては次の記事で
詳細を書いているので
よかったら参考にしてみてください!
⇒金魚の転覆病の症状とは?病気を早期発見するための見分け方!
しっかりと転覆病を改善して
あげられるように
知識をつけておきましょう!