金魚のヒレがボロボロになった!原因と対処法について解説

金魚を飼っていたらいきなり、
ヒレがボロボロになった、
ということがありますよね。

しかし原因がわからないので、
対処ができない。

そんな状況だと思います。

金魚は水質には強いはずなのに
どうしてなのでしょうか。

今回は、金魚のヒレがボロボロになる
理由や対処法を見ていきたいと思います。

金魚のヒレがボロボロになった!考えられる原因は?

金魚のヒレがボロボロになった理由は
いくつかあげられます。

主な原因は5つあります。

それぞれ分けて
みていきたいと思います。

1.病原菌

金魚のヒレがボロボロになった
理由の一つ目は病原菌によります。

ヒレがボロボロになっていく病気は
フレキシバクター・カラムナリス菌の
感染により起こります。

いわゆる尾腐れ病です。

体表に細菌のコロニーである
黄白色の付着物が出現します。

この細菌の感染により、
ヒレがボロボロになります。

2.水温の変化

金魚のヒレがボロボロになった
理由の二つ目は水温の変化によります。

金魚は比較的
低水温でも生息できます。

しかし体調良く生息できる
水温はまた異なります。

20度を下回ると、
金魚は元気がなくなります。

低水温になることで免疫が弱くなり、
病気にかかりやすくなるのです。

3.水質の変化

金魚のヒレがボロボロになった
理由の三つ目は水質の変化です。

水の交換や、カルキ抜きなどをしないと、
だんだん水は汚れていきます。

また、それだけ汚れると、
水の中のばい菌の数も増えていき、
金魚が病気にかかるリスクも増えていきます。

そのため、水質の悪化が
一つの理由となります。

4.体調不良

金魚のヒレがボロボロになった
理由の4つ目は体調不良です。

水質や水温を適正に
保っていても、金魚は病気に
かかることもあります。

とくに縁日などで
金魚を取って連れて帰ったとき、
その金魚はかなり弱っています。

その状態で適当に扱ってしまうと、
金魚の体調が崩れてしまい
病気にかかるリスクが増えます。

5.ストレス

金魚のヒレがボロボロになった
理由の五つ目はストレスです。

金魚を小さい水槽でたくさん買ったり、
金魚にちょっかいをかけたりすると、
金魚のストレスがたまり、
弱ってしまいます。

弱ってしまうと、
病気にかかるリスクが増えます。

その結果ヒレがボロボロになる
ということもあるのです。

金魚のヒレがボロボロになったときの対処法は?

金魚のヒレがボロボロになったとき
どうすればいいのでしょうか。

その時の対処法についてみていきます。

1.水を交換

金魚のヒレがボロボロに
なったときの対処法の一つ目は、
水を交換するということです。

金魚のヒレがボロボロになったとき、
その水は汚れている確率が高いです。

また、病原菌がその水の中に
徘徊していることがあり、
治っても再発や、他の金魚に
移る可能性もあります。

そのため、一刻も早く、
水を交換してリセットする必要があります。

2.フィルター洗浄

金魚のヒレがボロボロに
なったときの対処法の二つ目は、
フィルター洗浄です。

水の汚れは、
フィルターから来ていることもあります。

長い間フィルターを使うと、
フィルターの中が汚れて、
洗浄能力が弱まります。

その結果水が
汚れてしまうことになるのです。

そのため、しっかりと
水の交換だけでなく、
フィルターの中身も交換、
洗浄してあげることが重要となります。

3.体力の回復

金魚のヒレがボロボロになったときの
対処法の三つ目は、体力の回復です。

金魚のヒレがボロボロに
なっているとき、金魚の体力も
同時にかなり弱まっています。

その弱まった場合で
他の魚と混泳させると、
その体力は回復しません。

したがって、弱った金魚を
他の水槽に移して体力の回復を
図るのが対処法になります。

できるだけ移すときは優しく、
いたわってあげるようにします。

4.イソジン浴

金魚のヒレがボロボロに
なったときの対処法の
四つ目はイソジン浴です。

このイソジン浴は、細菌感染病、
水カビ病、カラムナリス菌や
おぐされ病など様々な病気に利きます。

方法としては以下の通りになります。

 

・水1L当たり、1滴を入れる。

・イソジン浴の時間は1~2L滴の場合、5~7分、3~4滴の場合、3~5分が上限となります。

※少しでも時間が長すぎると、皮膚の粘膜が取れてしまうので注意が必要。

 

イソジン浴はかなり効きますが
その分危険性も伴います。

しっかりと安全面も
考慮して行うようにしましょう。

金魚のヒレがボロボロなのを放置するとどうなる?

金魚のヒレがボロボロなのを
放置するとどうなるのでしょうか、
見ていきます。

ヒレの状態をそのままにすると、
病気による体調不良から
他の病気を併発する
可能性が高くなります。

したがって、その結果死に至る
可能性もより高くなってしまうので
注意が必要です。

まだ、ヒレがボロボロなうちに
しっかりとメンテナンスを
してあげて治してあげましょう。

まとめ

今回は、金魚のヒレが
ボロボロになったときの
対処法についてみてきました。

ヒレがボロボロになるということは
比較的頻繁に目にすることなので、
その時の処置は覚えておくようにしましょう。

また、金魚のヒレが折れていることも
目にすると思います。

その時の対処法や原因については
次の記事で詳細を書いているので
よかったら参考にしてみてください!

⇒金魚のヒレが折れているのはどうして?原因について紹介!

金魚は基本的に頑丈で
病気もあまりかかりません。

しかし縁日からとって帰ってきた
ばっかりの金魚などは弱っていて
病気にかかりやすいので気を付けましょう。


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