金魚のヒレを見ていると、
いつもより赤いということが
ないでしょうか。
いつもと違って、赤いと
出血しているのではないかと
不安になりますよね。
また、その時のどういった対処を
したらいいのかわからないと思います。
今回は金魚のヒレが
赤いのは充血なのか、
またその時の原因や対処法などについて
みていきたいと思います。
金魚のヒレが充血しているのはどうして?
出典:https://kingyobu.wordpress.com/
金魚のヒレが赤いのは
どうしてなのでしょうか。
主な原因として5つあります。
それぞれ分けて
みていきたいと思います。
1.水質の悪化
金魚のヒレが赤い理由の
1つ目は、水質の悪化です。
赤く充血したような
状態になるのは、
赤斑病という病気です。
悪化してくると
赤い斑点になりますが、治りかけや、
早期発見時にはにじんだ模様です。
この赤斑はエロモナス菌による
感染症によります。
この菌は水質が悪化して
有機物がたくさん水中にある状態になると
菌は有機物が餌なので同様に増えます。
したがって、水質の悪化は
赤斑病にかかりやすくなります。
2.過度の水温変化
金魚のヒレが赤い理由の
二つ目は、過度の水温変化です。
過度の水温変化により、
金魚の体調に影響を与えます。
特に免疫力の低下を促してしまい、
病気にかかりやすくなってしまいます。
その結果、赤斑病にも
同様にかかりやすくなります。
3.過密飼育
金魚のヒレが赤い理由の
三つ目は過密飼育です。
水槽内にとても金魚が
多い状態だと、どうしても水槽内が
汚れやすかったり、金魚同士で
けんかも起こりやすくなります。
水槽内が汚れて、
有機物の大量発生により、菌も増えて、
金魚同士のけんかにより
免疫力の低下につながります。
その結果、赤斑病に
かかりやすくなります。
4.餌の与えすぎ
金魚のヒレが赤い理由の
四つ目は、餌の与えすぎです。
金魚はその本能でどうしても餌は
あるだけすべて食べてしまいます。
餌を食べすぎると消化ができなく
体調を崩してしまいます。
また、与えすぎて下に落ちたエサは
誰に食べられることもなく、
水槽を汚してしまう要因になります。
その餌は菌の格好のえさに
なってしまい、菌の増殖を促し、
赤斑病にかかりやすくなります。
5.水替え不足
金魚のヒレが赤い理由の
五つ目は、水替え不足です。
水替えは水槽内の水をある程度
清潔に保つために行います。
水替えにより、増えすぎた有機物を
適切な数に戻したり、
菌の撲滅にもつながります。
しかしこの水替えを怠ってしまうと
菌の増殖につながり、
水質の悪化にもなります。
その結果赤斑病に
かかりやすくなります。
金魚のヒレが赤くなった時の対処法はある?
金魚のヒレが赤くなって
しまったときの対処法は
あるのでしょうか。
見ていきます。
普通、金魚の病気の治療には
薬浴などがありますが、
赤斑病に関しては、
これらの過激な治療は不要です。
一般的には軽症時と、
重症時で治療が異なってきます。
詳しく見ていきます。
軽症時の治療方法
発見が早い場合、飼育水を
換水して治る場合があります。
それで様子を見て治らない場合は、
0.5%塩水浴を行いましょう。
塩水浴をするときは短時間で、
できるだけゆっくり水合わせを
行いながら治療しましょう。
また、金魚の中にはどうしても
塩が苦手な個体もいるため、
金魚を塩水浴させたときに様子が
おかしくなった場合は
すぐに出してあげるようにしましょう。
重症時の治療方法
金魚の様子が深刻な場合は、
薬や高塩分濃度の水を使いましょう。
赤斑病に有効な薬は
メチレンブルーです。
メチレンブルーによる
薬浴を行う場合は、まず、
本水槽とは別の水槽か
バケツを用意しましょう。
金魚を本水槽から移して、
安定したら希釈した薬水を投入します。
期間は大体5日~7日ほどです。
ここまで長くつけておくのが
嫌だという方は、高濃度の
塩水浴をおすすめします。
2%の塩水浴を行います。
20分から30分ほどの
塩水浴を行います。
逆にこれは少しでも長すぎると
金魚の命にかかわることなります。
したがって忘れることがないよう、
また、金魚の様子の変化にすぐに
気づくように常にみておくように
気を付けてください。
まとめ
今回は、金魚のヒレが
赤くなったときの
対処法についてみてきました。
金魚のヒレが赤く充血した時は
とても心配になると思います。
しかしその赤く充血しているときは
まだ軽傷時で早めに治療をすることで
回復させることができます。
最初は焦るとは思いますが、
落ち着いて行動するようにしましょう。
また、金魚のヒレを見ていたら
黒くなっているときもあると思います。
その時の対処については
次の記事で詳細を書いているので
よかったら参考にしてみてください!
金魚が大事に至らないためにも
しっかりとした対処を行いましょう!