金魚のカビの治療はある?原因と対処法について徹底解説!

金魚を見ていると、
何かカビのようなものが体に
ついていることはないでしょうか、
そんな時どう対処したらいいか、
治療したらいいかわからないですよね。

カビは放っていても
いいのかどうなのか、また、
病気になるか怖いと思います。

今回は、そんなカビの治療法や、
対処法などを見ていきたいと思います。

金魚のカビを治療するための方法はあるの?


出典:http://jugem.jp/

金魚に生えてしまうカビの
治療はあるのでしょうか、
見ていきます。

金魚の体にカビが生えてしまう
病気のことを水カビ病といいます。

その水カビ病の治療法としては、
以下の通りです。

・薬浴

・初期段階ならば、水温をあげる

詳しく見ていきます。

・薬浴

水カビ病に対しては、グリーンFや、
ニューグリーンF、エルバージュなどの
薬が主となります。

薬浴をする場合、そのまま飼育水槽で
行ってしまうと飼育環境を
安定するバクテリアにダメージを
与えてしまうので隔離して薬浴します。

その場合の水温は
飼育しそうと同じにするか、
水温を25度程度にします。

また、エアレーションや
えさの断食も同時に行います。

これで2~3日ほど様子を見ましょう。

治っていたら飼育水槽に戻して、
まだ治っていない場合は、
そのまま隔離水槽で様子を見ましょう。

・水温をあげる

こちらの方法はあくまで
初期段階の話になります。

ごく初期段階であれば、
水温をあげることにより、
菌が繁殖できない、繁殖しにくくなります。

この水温は25度といわれています。

本当に初期段階ならヒーターを
使用して水温をあげて観察しましょう。

金魚にカビが生えてしまう原因はなんなの?

金魚にカビが生えてしまう
原因は何なのでしょうか。

主に原因は4つほどあるので
それぞれ詳しく見ていきます。

1.菌

金魚にカビが生えてしまう
原因の一つ目は菌です。

水カビ病の原因となる菌は
サプロレグニア菌です。

このサプロレグニア菌は
常に水槽の中にいる常在菌です。

これは餌の食べ残しや木から
発生する有機物を餌にして繁殖します。

この菌が増えることで
水カビ病にかかりやすくなります。

2.体が傷つく

金魚にカビが生えてしまう原因の
二つ目は体が傷つくということです。

金魚の体が何らかの原因で傷つくと、
その部分の粘膜がなくなってしまい
病気にかかりやすくなります。

この体が傷つくということは、
金魚同士の追いかけ合い
などによって生じます。

こうならないように追いかけ合いを
見つけたら隔離してあげるなどして
対処しましょう。

3.水質の悪化

金魚にカビが生えてしまう原因の
三つ目は水質の悪化です。

水質の悪化は餌の
食べ残しなどによって生じます。

そうなるとカビの餌である
有機物が水槽内にたくさんの
有機物がある状態です。

その中では、やはりカビが
かなり増えてしまい、
どうしても水カビ病に
かかりやすくなってしまいます。

4. 水槽の汚れ

金魚にカビが生えてしまう原因の
四つ目は水槽の汚れです。

これも上記と同じようなこととなります。

水カビの餌である有機物は
様々なところに根付きます。

特に水槽の壁面の汚れや、
流木の汚れなどは有機物が
増えてしまいます。

そうなると、水カビも同様に
増えてしまい水カビ病に
かかりやすくなってしまいます。

金魚にカビが生えないための対処とは?

そもそも金魚にカビが生えないように
その対処法について
みていきたいと思います。

対処法は主に4つあります。

それぞれ詳しく見ていきます。

1.水槽を清潔に保つ

金魚にカビが生えないための
対処法の一つ目は、水槽を清潔に
保つということです。

水槽を清潔に保つことにより
水槽内に有機物が
たくさんいない状態を作ります。

効することによって
水カビ病の原因である、
サプロレグニア菌も増えないようにします。

2.金魚の体に傷がないかチェック

金魚にカビが生えないための対処法の
二つ目は、金魚の体に傷がないか
チェックします。

金魚の体に傷があると
感染病に感染しやすくなったり、
菌に侵される可能性が高くなります。

そのためあらかじめの対処として、
金魚の体に傷がないか
チェックすることをしましょう。

もし傷があった場合は、
ほかの水槽に隔離して
治るまで様子を見ましょう。

3.水の温度の調整

金魚にカビが生えないための対処法の
三つ目は、水の温度の調整です。

水カビ病の基の菌などは
25度以上では増殖しません。

その特性を生かして水温を
普段から25度以上に設定することで
菌の増殖を防いで
水カビ病にかからないようにします。

しかし高すぎる温度設定は
金魚自体をも弱めてしまうので
28度までとしましょう。

4.マメな水の交換

金魚にカビが生えないための対処法の
四つ目は、マメな水の交換です。

水を替えないと水槽内に
有機物が増え続けます。

そうなると、菌も同じように
増殖します。

この有機物の増殖を抑えるために
定期的に水の交換をするようにします。

水を交換することで
有機物の増殖を抑えて、
水カビ病の発生も抑えます。

1週間に1度、3分の1の水替え
行うようにしましょう。

まとめ

今回は、金魚のカビの治療は
あるのかどうか、また原因などについても
みてきました。

水カビ病は金魚を観察していると
すぐに気づく病気なので
初期段階で気づいてあげて
早期段階で処置をしてあげましょう。

早めに処置をしてあげることで
重症になることは少ないです。

また、観察していたら口を
パクパクするといった
酸欠の状態もかなり多く見られます。

その酸欠については
次の記事で詳細を書いているので
よかったら参考にしてみてください!

⇒金魚の酸欠の応急処置とは?すぐに行って欲しい対処5つ!

金魚の病気は早期段階の処置を
してあげれば大事には至りません。

しっかりと観察して
気づいてあげましょう!


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