グッピーの水草!食べる&つつくのは大丈夫?

水草水槽でグッピーを泳がせていると、
時折水草をツンツンとつつくような仕草を
することがありますよね。

これは一体何をしているのか、
気になる飼育者さんも多いでしょう。

また、よく見ると葉の先端が
わずかにかじられていたりして、
水草を食べているように見える場合も。

確かにプレコなど一部の熱帯魚は
水草を好んで食べたりしますが、
グッピーが水草を食べるということは
実際にあるのでしょうか。

そこで今回の記事では、
グッピーと水草の関係性について
詳しく調べてみました。

つつく、食べるなどの行動の意味のほか、
相性の良い水草の種類などについても
ご紹介したいと思います。


グッピーが水草を食べる&つつく!一体何をしている?


出典:http://miyabi-aqua.sblo.jp/

それではまず最初に、
グッピーが水草をつつく、食べる、という
行動について解説していきたいとます。

皆さんもご存知のとおり、
グッピーは非常に食欲旺盛な魚で、

日常的に与えられる餌のほか
水草に付着したコケ(藻)や
水中の微生物を食べることがあります。

水草をつつくような仕草をするのは、
この微生物やコケ(藻)を食べる時です。

私たち人間の目には
水中の微生物の姿は見えませんから、
水草をツンツンとつついているように
見えてしまうのですね。

また、微生物やコケだけでなく、
水草そのものを食べることもあります。

グッピーは雑食性が強いため、
食べられそうなものがあれば
とりあえず口に入れてしまうのでしょう。

このように餌以外の物を口にするのは
お腹が空いている時のほか、

一般的にオスよりも食欲旺盛だとされる
メスのグッピーに多く見られる
言われています。

せっかくきれいに植えた水草を
食べられてしまうと悔しいですが、
「空腹だから食べた」なんて言われたら
なんだか憎めないですよね(笑)


グッピーによる水草の食害はどれくらい?


出典:http://aquana.jp

先述のとおり雑食性の強いグッピーは
水草を食べることがありますが、

よく水草の食害が問題となるプレコや
一部の小型カラシンなどのように
頻繁に食べるということはなく、

また大きく硬い葉をかじったり
引き抜いたりするほどの力もないため、

水草がボロボロになるほどの
目に見えるほどの被害を受けることは
ほとんどないと考えて良いでしょう。

マツモやカボンバなど柔らかい水草を
ほんの少しつまむ、といった程度です。

マツモなんかは金魚やメダカなどの魚も
好んで食べますよね。

それでも「せっかく植えた水草を
食べられるのは困る!」という場合は、

グッピーが食べられないような
硬い葉を持つ水草を植えるほか、

給餌量や回数を見直して
空腹状態にさせないようにするのも
対策のひとつです。

グッピーと相性のいい水草は?


出典:http://aquana.jp

では、水草水槽でグッピーを飼育する場合、
どのような水草を選ぶと良いのでしょうか。

グッピーと相性の良い水草選びの
ポイントは以下の2つです。

  • グッピーの好む水質に合っているか
  • CO2やソイルなしでも育成可能か

グッピーは中性~弱アルカリ性を好む魚で、
特に東南アジアなどから輸入した個体は
現地では弱アルカリ性で管理されているため
その傾向が強く見られます。

一方、現在流通している水草は
中性~弱酸性の水質を好む種類が大半です。

そのため、グッピーに合わせて
水草を選ぼうとすると、
植栽できる種類が限られてしまいます。

反対に水草育成のためにソイルを敷いたり
CO2添加装置を設置している水槽は
水質が弱酸性に傾きやすいので、

アルカリ性の水で管理されたグッピーを
新たに導入するのは難しいでしょう。

したがって、
グッピーと水草の両方をうまく育てるには
幅広い水質に適応可能な種類の水草
選ぶのがベスト
です。

以下におすすめの種類を
いくつかピックアップしてみましたので、
参考にしてみてください。

ウォーター
スプライト
弱アルカリ性の水質を好むため、
グッピー水槽には定番の水草。
近年は水上葉の流通が多いが、
水中化も可能。
アヌビアス
ナナ
弱酸性~弱アルカリ性の水質に適応可。
非常に丈夫で初心者にも育てやすいが
コケ(藻)が生えやすいため注意が必要。
パール
グラス
弱酸性~アルカリ性の水質に適応可。
大磯砂など砂利系の底砂とも好相性。
マツモ弱酸性~アルカリ性の水質に適応可。
根がないため水面に浮かべて育成する。
葉が細かく稚魚の隠れ家に最適。

なお、水草をグッピーに
食べられるのが気になる方は、
アヌビアスナナのような葉の硬い水草
選ぶと良いでしょう。

⇒グッピーの水草!レイアウトにおすすめの種類3選

また、グッピーと相性の良い水草は
こちらの記事でもご紹介していますので、
ぜひ併せてご覧ください。


グッピーが水草に隠れるのは習性って本当?


出典:http://miyabi-aqua.sblo.jp/

また、水草水槽では
グッピーが水草の茂みに隠れて
じっとしている様子もよく見かけますよね。

飼育者さんとしては
「隠れていないで姿を見せてほしい!」
と思うものですが、

グッピーのような温和な性格の魚同士でも
複数で飼育していれば少なからず
力関係が生まれるもので、

特にオス同士は縄張りを巡って争ったり
強い個体が弱い個体をつついたりなど
小競り合いをすることも珍しくありません。

そこで弱い個体は、
水草に身を隠すことで自らの身を守ったり
ストレスを軽減しようとしているのです。

また、水草の茂みはメスの出産場所や、
以下の動画のように
小さな稚魚たちの隠れ家にもなります。

産まれたばかりの稚魚は
体長約5mmととても小さいため、
成魚からいじめられたり
捕食されてしまうことがあります。

そんな時に水草があると、
稚魚たちはうまく逃げ込んで
隠れていることができるのです。

稚魚はある程度の大きさになるまで
成魚から隔離して育てるのが一般的ですが、
もし一緒の水槽で飼育する場合は
多めの水草を用意してあげましょう。

⇒グッピーの赤ちゃんの育て方!隔離しないと食べられるって本当?

なお、グッピーの稚魚の育て方については
こちらの記事で詳しく解説しています。

繁殖を目指す方はぜひ併せてご覧ください。


まとめ


出典:http://mishima-aqua.com/ec/

今回の記事では、
グッピーと水草の関係性について
解説してまいりました。

水槽内で暮らすグッピーたちにとって
お腹が空いた時の”おやつ”でもあり
喧嘩を避けるための隠れ家にもなる水草は
非常に便利な存在と言えますね。

水草を食べるといっても
明らかにボロボロになるほど
食い荒らすわけではないので、
そこは多めに見てもらえればと思います(笑)

どうしても気になるという方は、
育てる水草の種類を変えたり
グッピーの餌の量を見直すなどして
うまく対策していきましょう!


4.グッピー



遠藤 ゆきをフォローする
お魚さんといっしょ