メダカが餌を食べない!原因&対処方法を徹底解説!

メダカを飼育していると
急に餌を食べなくなることがありますよね。

死んでしまうのかも?と心配になり
水を換えてみたり、さらに餌をあげてみたり
慌てて行動しがちになってしまいます。

そこで今回は、メダカが餌を食べない原因と、
その対処方法を徹底解説致します。

原因と対処方法をしておけば、
いざという時に安心して行動出来ますよ。

メダカが餌を食べない5つの原因とは?

メダカが餌を食べない原因は様々です。

1つ1つ確認していくことで、
対策を取ることができます。

この章では、メダカが餌を食べない
5つの原因を詳しく解説します。

⒈病気になっている可能性がある

メダカが病気になり、衰弱してくると
餌を食べなくなることがあります。

餌を食べない個体がいたら
泳ぎ方や痩せ具合、ヒレや体表の
状況を確認してみましょう。

万が一病気が確認出来たら、
すみやかに他の水槽へ隔離しましょう。

病気の種類によって、
投薬などの対処をしましょう。

病気が治れば、
また餌を食べてくれるようになりま

餌食いの状況は、メダカの健康状態を
計るバロメータになりますので、
しっかり観察しましょう。

⒉水温が低過ぎる

メダカは水温が下がると徐々に
活性が下がり、餌をあまり食べなくなります。

特に、水温が10℃を下回ると冬眠状態になり、
餌をほとんど食べなくなります。

冬期に浮上性の餌をあげても
水面まで食べに来ない場合は
そのまま越冬させるのが良いでしょう。

メダカは越冬中、
なるべく動かないようにして
体力の消耗を抑え、
春まで生き延びようとしています。

むやみに行動させると、
無駄な体力を消耗して
衰弱死してしまう場合もあるので
そっと見守るようにしましょう。

また、室内飼育で越冬させないのであれば、
ヒーターを設置して水温をあげましょう。

水温が上がって、活性が上がれば
再び餌を食べてくれます。

ただし、いきなり水温を上げすぎると
変化についていけずに弱ってしまいます。

必ず、数℃ずつ様子を見ながら
水温を上げていくようにしましょう。

⒊餌を食べ過ぎている

メダカを飼育していると、可愛くて
ついつい餌をあげすぎてしまうことがあります。

野生に住んでいる生き物は、
餌を食べられるチャンスが限られているので、
目の前に餌があれば、
どんどん食べてしまいます。

メダカも、もともとは野生の魚ですので、
沢山の餌をあげると、どんどん食べてしまいます。

1日に何度も餌をあげたり、
1度にあげる餌の量が多いと、
メダカは餌を食べすぎて、
最終的に満腹状態になってしまいます。

満腹状態のまま、次の餌をあげても
メダカはあまり食べることが出来ません。

そのため、餌を食べすぎていることが
餌を食べない1つの原因となってしまいます。

餌を食べすぎている場合は、
1~2日餌を抜き、その後は
1日の中で、餌をあげる回数を減らしたり、
1度にあげる餌の量を調整してみましょう。

⒋水槽内のメダカの数が多くストレスを感じている

メダカは縄張りを持つ魚です。

そのため、水槽内にメダカの数が多いと、
お互いに縄張りを持つことができず、
ストレスを感じてしまいます。

ストレスを抱えることで食欲が落ち、
餌を食べなくなることが考えられます。

目安として、1リットルの水に
1匹のメダカが適している言われています。

産卵して殖えたり、新しいメダカを
追加していると気づかないうちに、
上限を超えてしまう可能性もありますので、
今一度、メダカの数を確認してみましょう。

メダカの量が多すぎる場合は、
別の水槽に移すか、水量の多い水槽に変更して
メダカのストレスを緩和してあげましょう。

⒌水質が良くミジンコやゾウリムシを食べている


出典:https://oitamedakabiyori.com/

屋外で飼育していて、水質が良く安定すると
ミジンコやゾウリムシが沢山湧いてきます。

やはりメダカは、人工の餌と比べると
天然の微生物の方を好んで食べます。

そのため、気づかないうちに
お腹がふくれるほどのミジンコやゾウリムシを
食べている可能性
があります。

餌を食べない割に痩せてくることもなく、
元気に泳いでいるようであれば
しばらく餌を与えずに様子を見てみましょう。

それでも変らず元気なようであれば
人工の餌は与えなくても大丈夫です。

全く餌をあげないと不安になるようであれば
ごく少量を与えても良いですが、
メダカが餌を食べないのに餌を与え続けると
水質悪化の原因となってしまいます
ので注意して下さい。

ただし、水質の変化によって、
微生物が減ってしまう可能性もあります。

定期的に観察して、様子が変ったら
改めて人工の餌を試しにあげてみて下さい。

メダカが餌を吐き出すのはどうして?

メダカに餌を与えていると、
時折、餌を吐き出してしまうことがあります。

いくつかの理由が考えられますが、
1つめは、餌の種類によるものです。

新しい種類の餌を与えると、興味を持って
口に咥えても、餌として
認識しないことがあります。

新しい餌の粒が大きすぎて
飲み込めない可能性もあります。

また、古い餌を与えた場合、餌が酸化して
味が変わり、吐き出してしまうことがあります。

餌にも賞味期限がありますし、
開封して時間が経ちすぎた場合は
与えないようにしましょう。

2つめはすでに満腹の場合です。

メダカは、餌が目の前に落ちてくると
反射的に口に咥えてしまうことがあります。

ただし満腹の場合は、1度咥えた後に
吐き出してしまいます。

餌の種類も変らず、体調も問題なければ
餌のやり過ぎの可能性がありますので、
餌の量を調整してみて下さい。

メダカが餌を吐き出す場合の対処方法はある?

餌の種類を替えたことによる吐き出しの場合、
しばらく餌を抜いて空腹状態で再度与えるか、
それまで与えていた餌と混ぜて与える
早く馴染んでくれるでしょう。

餌が大きすぎる可能性がある場合は、
指で小さく押しつぶしてから与えると
食べてくれるかもしれません。

古い餌を与えていた場合、
異臭やツンとした臭いがしないか
臭いの確認をしてみましょう。

明らかにおかしい場合は、
勿体ないかもしれませんが、
潔く捨てて、新しい物を与えましょう。

満腹状態で吐き出している場合は
1~2日餌を抜いて、
お腹の中をスッキリさせます。

その後、普通に餌を食べるので
あれば問題ありません。

ただし、同じペースで餌を与えると
再び餌を食べなくなってしまうので
様子を見ながら餌の量を調整しましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

メダカが餌を食べない原因は
5つの原因が主なものです。

餌やりはメダカを飼育する上で
一番楽しい時間だと思います。

日々の健康状態ともリンクしていますので
観察をしながら至福の時間を楽しんで下さい。


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