メダカの種類の見分け方!初心者にも簡単にわかる3つのコツ

メダカを飼っていると、
いずれは繁殖を狙ってみたくなりませんか?

でも、種類が色々いすぎて
よく分らないのが正直な所です。

似たようなメダカは
どうやって見分けたら良いのか
難しいですよね。

そこで今回は、
メダカの種類の見分け方をご紹介します。

メダカの種類の見分け方!簡単にわかる3つのコツとは?


メダカの種類を見分ける際、
まずは大まかに見分けると、
その後詳しい種類を見分けやすくなります。

そこででは今回の章では、
簡単にわかる3つのコツをご紹介します。

⒈色細胞で見分ける

メダカには黒、白、黄、虹色の
4つの色細胞があります。

それぞれの色素の有無や、量によって
様々な品種が生み出されています。

実は野生の黒メダカは、この4つの色細胞を
全て合わせもって黒からグレーに見えるのです。

一般的な魚は、赤の色素細胞も持っていますが、
メダカは赤がありません。

そのため、真っ赤なメダカはいないのです。

このメダカは何色の色細胞をもっているのか、
と考えながら見分けると、
それぞれの種類の特徴も
分りやすくなると思います。

⒉オス・メスを見分ける

オス・メスを見分けるために、
それぞれの特徴を把握しましょう。

細かく分ければ沢山ありますが、
オス・メスを見分けるためには
2つの特徴を把握すれば大丈夫です。

まず、オスの特徴は

  • 尻びれが四角形で、
    ヒレの先がギザギザしている
  • 背びれの後方に切れ込みがある

メスの特徴は

  • 尻ビレが台形で、
    ヒレの先がギザギザしていない
  • 背びれに切れ込みがない

以上の特徴を見れば誰でも
オス・メスを見分けられます。
簡単なので、早速チェックしてみて下さいね。

⒊普通体型と光体型を見分ける

光体型のメダカは、
ほぼ、上下対称の形をしたメダカです。

なぜかというと、突然変異で
腹側の特徴が背中側にも出てしまった
個体を固定した品種だからです。

そのため、
背中にも尻ビレが出来てしまい、
普通体型の種類より背びれが
大きくなったように見えます。

また、尾びれは菱形をしているのが特徴です。

普通体型のメダカは、
背びれと尻ビレの多きさが違いますし、
尾びれは台形をしていますので、
身体の後半を見れば
簡単に見分けることが出来ます。

メダカの見分け方のポイントを種類別にご紹介!

現在、メダカには細かいものを入れると
数百種類もの品種がいると言われています。

今回は、代表的な6種類の
見分けるポイントを種類別にご紹介します。

⒈ヒメダカ


今やメダカと言えばヒメダカと
言うくらい一般的な種類です。

ヒメダカは、黒メダカの突然変異で
黒色の色素を失っている種類です

そのため、緋色(黄色)や、
淡い橙色に見えるのが特徴です。

⒉黒メダカ

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黒メダカは、野生に生息している
メダカのことを指します。

黒と言うより、グレーや茶色に
近い個体もいます。

背中が黒色で、
お腹側が白っぽい体色をしています。

品種改良により、全身真っ黒の
メダカも作出されていますが、
それらは黒メダカとは言わず、
それぞれ別の品種名が付けられています。

⒊青メダカ


青メダカは、黒色色素を失い、
黄色色素が少ない品種です。

パッと見はグレーに見えますが、
光を当てると青白く見えます。

暗いところだと白メダカと
区別がつきにくいので、
しっかりと光が当たるところで
観察してみましょう。

⒋白メダカ


白メダカは黒色色素と黄色色素がなく、
真っ白に見える品種です。

青メダカと違い、白メダカは光を当てても
青く見えずに、白いままなのが特徴です。

お腹側も白く、
全身真っ白に見えるのが特徴です。

⒌楊貴妃


楊貴妃は品種改良により、
赤色やオレンジ色が強く発色するメダカです。

ヒメダカと比べると赤の濃さが
全く違うので見分けることが出来ます。

注意点として、成魚はパッと見て、
赤色が濃いのが分りますが、
幼魚の頃はヒメダカと
色が変らない個体も多いです。

そのため、
信頼の置けるお店で購入するのが確実です。

⒍みゆき

みゆきメダカは
突然変異でグアニン色素とよばれる色素を
持った個体を固定した種類です。

そのため、背中の部分の
頭から尻尾にかけて青白く輝いて
見えるのが特徴です。

光を当てると輝きはいっそう増し、
キラキラと輝いて見えます。

メダカの種類!改良されたメダカって大丈夫なの?


改良されたメダカと言うと、
身体が弱かったり大丈夫なの?と
思ってしまう方もいるかもしれません。

品種改良の大元は、奇形だったり、
突然変異の個体が元となっています。

そのため、確かに品種によって
多少に弱い面はあります。

例えば、青メダカや白メダカは
黒色色素がないため、
日光から身体を守りづらく
やや弱い面が見られます。

そんな時は、
水槽に日陰を作ってあげれば解決します。

改良されたメダカを飼う場合、
事前にしっかりと下調べをし、
注意点を確認しておきましょう。

また、基本的なことをしっかり守れば
いきなり死んでしまったりすることも
ありませんので、安心して下さい。

まとめ


いかがでしたでしょうか?

コツと特徴を掴めば、
誰でもメダカを見分けることができます。

メダカの繁殖自体は
それほど難しいものではありません。

まずは代表的な品種の中からお気に入りの個体で
繁殖にチャレンジして見て下さい。


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