メダカを飼っていると、
水草でおしゃれに
レイアウトした水槽でメダカを
泳がせてみたくなりますよね?
でも、水草ってなんだか難しそうだし、
たくさんの種類があって、
どれを選んで良いのか迷ってしまいます。
そこで今回は、
メダカにあった水草や
レイアウトのコツをご紹介します。
メダカの水草の種類と値段を一覧でご紹介!
観賞魚店に行くと、
何十種類もの水草が並んでいます。
どれを選んで良いのか、
正直迷ってしまいますよね。
そこで今回の章では、
メダカ飼育に適した水草の種類と
値段をご紹介します。
⒈マツモ
マツモは非常に順応性が高く、
世界中の川や池に生えている水草です。
沈水性浮遊植物と言われ、
水中を漂っています。
マツモは非常に生育が旺盛で、
1本もマツモをハサミで
2本に切り分けると
簡単に株が殖えていきます。
マツモに適した環境を
用意出来れば、最初は少ない数でも、
どんどんと殖やすことができます。
また、成長が活発な分、
水中の養分も吸収してくれるので、
富栄養化を防ぎ、水質の維持に役立ちます。
余計な養分が少ないと、
コケの発生も抑えてくれるので嬉しいですね。
メダカの産卵床になりますし、
水面から水中を漂わせることで
日陰を作ることも出来るので、
使い勝手の良い水草の1つです。
そんなマツモは
5本セットで300~600円で販売されています。
⒉アナカリス
アナカリスは別名でオオカナダモと言い、
小学校の理科の実験で、名前を
聞いたことがある方も多いかと思います。
アナカリスはもともと
欧米などに分布していましたが、
実験植物として日本に持ち込まれ、
今では日本に帰化しています。
順応性が高く、
水質は弱酸性から弱アルカリ性まで、
水温も氷点下から30℃台までが
許容範囲とかなり丈夫な水草です。
その順応性の高さから、
古くからメダカや金魚と共に
親しまれてきました。
マツモと同じで、
1本を半分に切り分けると
そこから根っこが出てきて株が殖えます。
根っこが出てきたところを砂に埋めると
どんどんど増殖させることが出来ます。
また、根っこがありながら、
水中を漂わせるだけでも生育します。
漂わせることで産卵床にもなりますし、
用途に合わせて使い分けるといいですね。
そんなマツモは
5本セットで400~600円で販売されています。
⒊ウィローモス
ウィローモスは、日本にも
自生しているコケの仲間です。
非常に丈夫なコケで、
水中を漂わせておくだけでも成長します。
もちろん、本来は何かに活着するコケですので、
流木や石などに活着させることで
自然な雰囲気のレイアウトを
演出するることが出来ます。
ウィローモスの葉は細かいので
隙間がメダカの隠れ家になりますし、
産卵床にもなります。
特に稚魚には絶好の隠れ家となります。
成長がやや遅いので、
水質が悪化すると、ウィローモスの上に
コケが生えてしまうので注意が必要です。
そんなウィローモスは
1パックで300~500円で販売されています。
⒋カボンバ
カボンバは
別名で金魚藻とも呼ばれる水草です。
北米が原産の水草ですが、
その別名通り、古くから金魚やメダカと共に
飼育されてきた水草です。
上記のマツモやアナカリスと違い、
砂に根付かせないと成長しません。
もともと丈夫な水草なので、
メダカが飼育できる環境であれば
根っこをピンセットで砂に埋めると
簡単に成長してくれます。
ただ、高水温には弱いので、
夏場のビオトープなどでは注意が必要です。
そんなカボンバは
5本セットで300~600円で販売されています。
⒌ウォーターマッシュルーム
北米原産の水草ですが
繁殖力が強く、観賞魚用に
導入された各国で野生化しています。
名前の通り、葉の形が
マッシュルームに似ていて、
その見た目から人気があります。
非常に丈夫な水草で、
夏場はぐんぐんと成長し、
ランナーを伸ばして増殖します。
強めの日当りを好みますが、
屋内でもライトを照射すれば
十分に成長してくれるでしょう。
成長すると水上葉を展開し
耐寒性も非常に強いので、
屋外でのビオトープにもおすすめです。
そんなウォーターマッシュルームは
10本セットで400~700円で販売されています。
⒍ホテイアオイ
ホテイアオイは、
南米原産の水草ですが、生命力が強く、
日本国内でも各地で帰化しています。
葉っぱが浮き袋状になっていて、
水面を漂いながら成長します。
葉が大きく育ち、光量が必要なため
どちらかというと屋外向けの水草です。
育て方は至って簡単で、
日当りの良い場所に水槽を設置し
水面に浮かべるだけで大丈夫です。
非常に丈夫で、よほどのことがない限り
枯れることもないでしょう。
逆に成長しすぎると、
水面を覆い尽くしてしまい
メダカの酸欠に繋がってしまいます。
そのため、適度に間引いて
水面を確保してあげましょう。
ホテイアオイは吸肥力が強く
メダカの糞や残餌の養分を吸収してくれ
水質維持に役立ちます。
また、水面から伸びた根っこが
産卵床や絶好の隠れ家となります。
屋外でメダカを飼育する際
非常に相性のいい水草です。
そんなホテイアオイは
200~500円で販売されています。
⒎ウォータースプライト
ウォータースプライトは
別名:ミズワラビとも呼ばれる水草で
世界中の河川や湖沼に生えています。
非常に丈夫な水草で、
砂に植えても、水面に浮かせても育つため、
昔からグッピーに最適な水草と言われていました。
メダカの水槽でも
特に設備も必要なく
簡単に育てることが出来ます。
浮き草として使用する人が多いですが、
成長するとボリュームが出るので、
レイアウトのメインにも向いています。
砂に植え付けるものと、
水面に浮かべるものと
2通りで育てるのも良いですね。
ただし、急激な水質の変化には弱いので
注意してあげましょう。
そんなウォータースプライトは
5本セットで500~800円で販売されています。
⒏リシア
リシアは浮遊性の水草で、
自然下では池や河川の水面を漂っています。
強い光量と二酸化炭素が必要となるため
屋外での水槽に向いています。
屋内の水槽の場合、強力なライトの設置と
二酸化炭素の添加が必要となります。
屋外の場合、
太陽光がしっかり当たる場所であれば
それほど神経質にならなくても
成長してくれるでしょう。
リシアはよく見るとV字型をしていて
お互いを絡め合って塊を形成しています。
そのおかげで、非常に複雑な茂みができるため
稚魚の隠れ家として適しています。
他の水草とは少し違った
鮮やかなグリーンが目をひきますよ。
そんなリシアは
1パックで500~700円で販売されています。
メダカの水草をおしゃれにレイアウトする3つのコツとは?
水草の種類が分ってきたら、
次に気になるのは
水草のレイアウトのコツですよね。
今回の章では、
メダカの水草をオシャレに
レイアウトするコツを3つご紹介します。
その⒈育てやすい水草を選ぶ
メダカの水槽を水草でレイアウトすると
当然メダカだけでなく、
水草の世話もしなくてはなりません。
水草の中には育てるのが難しく、
手間のかかる種類もあります。
難しい種類を選んでしまうと、
水草の世話ばかりに
手がかかってしまいます。
また、水草を枯らしてしまうと
水質が悪化し、メダカにも
悪影響が出てしまうこともあります。
そうなってしまわないように、
育てやすい水草を選ぶことで
おしゃれなレイアウトも
メダカの健康も維持しやすくなります。
その⒉少ない種類で統一感をだす
メダカの水槽を
水草でレイアウトし始めると、
アレもコレもと、色々な水草を
入れてみたくなってしまいますよね。
しかし、沢山の種類を水槽に入れると
統一感がなくなり、
見た目も悪くなってしまいます。
また種類によって、
必要とする環境が違ってくるため、
上手く育たない水草が
出てきてしまう恐れがあります。
そのため、色々な種類を選ぶより、
少ない種類でレイアウトする方が
おしゃれに見せやすいですよ。
その⒊根元を隠す
大きめの水草を植える場合、
そのままだと根本付近に空間が出来てしまい
見た目も間延びしてしまいます。
そのため、手前に流木や石を配置して、
根元を隠すことで見た目を
きれいに整えることができます。
適度に流木や石を配置することで
アクセントを加えることもできて効果的です。
ちょっとした工夫だけで
おしゃれに見せることができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はメダカの水槽にあった
丈夫な水草をご紹介しました。
レイアウトの完成をイメージしながら
水草を選ぶのも楽しいですよね。
メダカの水草も
ちょっとしたことを気にすれば
初心者の方でも簡単に育てることが出来ます。
水草を入れることで
メダカにとってもメリットが沢山あります。
まずは、上記でご紹介した水草の中から
気に入った種類でレイアウトしてみては
いかがでしょうか?
水草のトラブルについては
こちらの記事に詳しく書いてます。