熱帯魚の水槽をリセットする方法を5つのSTEPでわかりやすく解説!

熱帯魚の水槽をリセットしたい!
水槽内をの環境をイチから構築
しなおしたい!と考えている人は
結構多いですよね。

リセットは、水槽内で
病気が蔓延してしまったりと、
どうしようもない状態に
なってしまったときに
とても効果的です。

ただし、うまく行わなければ
飼っている熱帯魚を危険に
さらしてしまい、
死んでしまうこともあります・・・

ここでは、熱帯魚の水槽を
リセットする方法を
5つのステップに分けて
詳しく説明していきます!

水槽内の熱帯魚を出してから飼育水を抜く

まずは、水槽内の熱帯魚を
別の場所に移動させます。

バケツなどを用意し、
水槽に入っている水ごと
熱帯魚を移していきましょう。

普通の金魚などなら
必要ないのですが、熱帯魚の場合は
水温を調節することも
忘れずに行いましょう。

また酸素が足りなくならないように
エアレーションを行うことも
とても大切です。

水温が合わなかったり、
酸欠状態になってしまうと、
熱帯魚はすぐに死んでしまいます。

底床を抜き出す

次に、床材を引き出します

じゃりのようなものなら、
洗って再利用するという人も
いますが、

病気などが蔓延して
しまっている場合には、
万全を期すために捨ててしまう
ことがおすすめです。

もしも洗う場合は、
水道水で洗うのはNGです。

必ず、飼育水で洗うように
しましょう。
ソイルの場合は、全て入れ替えを
しなければいけません!

元々ソイルは定期的に(半年程度)
入れ替えなければ効果が
保てないので、もったいない
なんて思わずに捨てましょう。

フィルター内の余分なろ材を出す

床材を引き出したら、
ろ材を出さなければいけません

ろ材も、再利用できることも
ありますが、床材と同じように
万全を期すために
捨てたほうが無難です。

「リセット」なので、全て交換する
くらいの勢いで綺麗にする
いいですね!

もし、ろ材を再利用したい
のであれば、水道水で
洗わないようにしましょう。

水道水で洗ってしまうと、
バクテリアが繁殖しにくくなり、
水質を安定させることが
難しくなります。

洗うときは飼育水を使うと、
熱帯魚にも優しい水槽内を
作ることができます。

絶対に忘れてはいけないのは、
「病気が蔓延しているなどの場合は、
全て交換してしまう」と
いうことです。

熱帯魚のためにも、
徹底してくださいね!

水槽・フィルターを殺菌処理

次にしなければいけないのは、
水槽やフィルターの殺菌処理です。

しっかりと掃除するだけでも
いいのでは?と考えてしまう
人もいるかもしれません。

ですが、リセットするなら
できるだけ殺菌処理をしたほうが
いいでしょう。

水槽や、フィルターは水道水で
洗ってしまってOKです。

まずは重曹などを使用して
しっかりと洗い、その後
殺菌に移ります。

殺菌の仕方は熱湯をかける
というのが簡単でおすすめです。

60~70度の熱湯をかけて、
熱帯魚に悪さをする菌を
やっつけます。

特に、病気が蔓延していることが
原因でリセットする場合は、
熱湯で殺菌処理を
忘れないようにしてくださいね!

もし、熱湯処理をしたくない
というなら、日光に当てて
しっかりと乾かすということも
できます。

時間が掛かってしまうため
あまりおすすめはできません・・・

くれぐれも気をつけてほしいのが、
ハイターなどで殺菌をしよう
とは考えないことです。

どんなにしっかりと洗い流した
つもりでも、ハイターが
残っている場合があり、
熱帯魚が死んでしまいます。

1日中フィルターを回しておく

最後に、最低でも1日は
フィルターを回しっぱなしにして
おかなければいけません。

これは、水槽を立ち上げた直後は
水質が安定しないためです。

そのため、いきなり熱帯魚を
水槽に戻してしまうと、
最悪の場合死んでしまう
可能性があります。

必ず、最低1日、
欲を言えば2~3日は
フィルターを回しっぱなしにして
水質を安定させるようにしましょう。

「魚を入れていないなら、
フィルターは回さなくてもいのでは?」
と考える人がいますが、
それは絶対にやめてください。

フィルターを止めてしまうと、
熱帯魚に有害な水
なってしまいます。

必ず、フィルターを
回しっぱなしにして、
良いバクテリアがたくさんいる
環境を作りましょう!

まとめ

ここでは、熱帯魚の水槽をリセット
する方法を解説していきました。

文章にすると、とても面倒そうに
見えますが、始めてしまえば
意外とすぐに完了することが
できます。

今まで使っていた床材やろ材は、
できるだけ捨ててしまうように
しましょう。

もし、再利用したいというときは
必ず飼育水で洗うということを
忘れないでください。

病気が原因でリセットを行うなら、
床材やろ材を使いまわすことはせず、
新しいものに換えましょう。

水槽とフィルターの殺菌方法には
いくつかありますが、
今回は熱湯をかけるという方法
おすすめしました。

熱帯魚にも害がなく、
誰でも手軽に行える殺菌方法なので、
ぜひ試してみてください。

フィルターを1日中
回しておくともお話をしましたが、
水質が完全に安定するまでは
2週間前後かかります

それまでは、細かく様子を
見ておくなど、注意を
してみてくださいね!

熱帯魚の水槽を立ち上げる方法って?準備や作り方の基本を徹底解説!

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