イソギンチャクの飼育!初心者の難易度を下げる方法まとめ

イソギンチャクの飼育をしていると、
なかなかうまく飼育ができないと
思う方もいるのではないでしょうか。

魚たちと違って、あまり表情がないので、
イソギンチャクの調子も伺いにくいですよね。

しっかりと飼育してあげないと、
急に調子を崩したり、最悪の場合
溶けだしてしまうこともあります。

そこで今回は、初心者の方の
イソギンチャクの飼育難易度を
下げるポイントをご紹介します。

ちょっとした意識で飼育が
とても楽になりますので、
ぜひ参考にしてみてくださいね。

イソギンチャクの飼育!初心者の難易度を下げる3つの豆知識

イソギンチャクの飼育を
成功させるために、意識したい
3つのポイントを紹介します。

3つのポイントを意識するだけで、
イソギンチャクの飼育の難易度も
グッとさがります。

ぜひ参考にしてみてくださいね。

1.飼育の温度

出典:https://www.shopping-charm.jp

流通しているイソギンチャクの多くは
水温が23~25度程の環境に生息しています。

飼育をする際も、ヒーターや
水槽用クーラーを使用して、
適した水温に調整してあげましょう。

特に水温が高くなりすぎると、
イソギンチャクの体内に
共生している褐虫藻という
藻類の仲間に異常が出てしまいます。

褐虫藻に異常が出ると、
イソギンチャク自身にも影響が出てしまい、
時には死んでしまうこともあります。

そのため、夏場はあまり水温が
高くならないように注意が必要です。

水槽用のクーラーがベストですが、
用意できない場合は、エアコンで
水槽の部屋の室温を調整したり、
水槽用の小型ファンを使用して
水温が上がらないようにしましょう。

もちろん、冬場に水温が下がりすぎるのも
影響がありますので、しっかりと
保温をするようしましょう。

2.ライトの設置

出典:https://www.shopping-charm.jp

イソギンチャクは、体内に共生している
褐虫藻が光合成をすることによって
生成されたエネルギーを受け取っています。

褐虫藻が光合成をするためには、
当然光が必要になるため
ライトの設置をしなくてはなりません。

なるべく明るいものが望ましく、
サンゴや水草育成用のものが
イソギンチャクにも適しています。

また、水槽の一部だけしか照らせないと、
イソギンチャクが定着した場所によっては
陰になってしまうこともあるため、
なるべく全面を照らせるものがいいでしょう。

場合によってはスポットタイプのライトで
イソギンチャクをピンポイントで
照射するのも効果的です。

3.水槽のサイズ

イソギンチャクを飼育する場合、
あまり小さすぎる水槽はやめましょう。

まず、小さな水槽では水量が限られ、
水質が悪化しやすくなってしまいます。

大きな水槽の方が、水質が安定しやすく
イソギンチャクにとっても安心です。

また、イソギンチャクは、自分で
好みの環境に移動します。

小さな水槽ですと
移動できる範囲が限られますし、
環境に差を作ることができません。

大きな水槽であれば、水槽内であっても
小さな環境の変化が生まれ、
イソギンチャク自身に、好みの
環境を選ばせることができます。

以上のことから、イソギンチャクを
飼育する場合は60cm水槽以上の
サイズが理想的です。

こちらの動画では、生き生きとした
イソギンチャクが紹介されています。

これくらいの水槽サイズであれば、
複数の魚やサンゴとともに飼育でき、
まさに理想的な環境ですね。

イソギンチャクの水槽は淡水じゃないとだめ?

現在、アクアリウムで流通している種類を含め、
世界中に生息しているイソギンチャクは
すべて海に生息しています。

当然、淡水の水槽では飼育できず、
海水の水槽でないと
飼育をすることはできません。

飼育をする際は、市販の人工海水を使用して、
海水の水槽作って飼育をしましょう。

また、水槽機材によっては
淡水専用のものも多いですので、
必ず海水用の機材を使用しましょう。

淡水魚の延長線で飼育してしまうと
せっかくのイソギンチャクも
死んでしまうことがあるので、
しっかりと準備をして飼育しましょう。

イソギンチャクはヒーターでやけどする?

出典:https://www.shopping-charm.jp

イソギンチャクは、一か所でジッとしている
印象がありますが、実は移動をします。

今いる場所が気に入らないと、
気に入る環境を探して水槽内を動き回ります。

また、L.T.アネモネなど種類によっては、
もともと移動が多い種類もあります。

移動をする際に、ヒーターに触れてしまうと
やけどをしてしまう恐れがあります。

そしてたとてやけどをしても、
俊敏に動けるわけではありませんので、
すぐに回避できません。

そのため、イソギンチャクが
やけどをしないように対策が必要となります。

一番ベストなのは濾過槽に
ヒーターを設置することです。

濾過槽にヒーターがあれば、物理的に
ヒーターに触れることがありません。

もし、濾過槽に設置できない場合は、
ヒーターカバーをして直接
触れてしまわないようにしましょう。

まとめ

以上、イソギンチャクの飼育難易度を
下げるためのポイントを紹介しました。

イソギンチャクを飼育する際は、
まずは3つのポイントを
意識してみてください。

あとは飼育するイソギンチャクの
種類に合わせて少しずつ環境を変えるだけで
健康に飼育することができるはずです。

独特の姿と動きのイソギンチャクは
見ているだけでとても癒されますので、
ぜひ飼育にチャレンジしてみてくださいね。

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