クマノミの飼育はセットが簡単? それぞれにかかる費用を紹介

クマノミの飼育を始める際、
悩むのがどんな機材を揃えるかです。

個別で購入すると高くかかりそうだし、
セットだと物足りないのでは?と、
思う方もいるのではないでしょうか。

一度セットした水槽の変更は
お金も労力もかかってしまいます。

最初からしっかりとした水槽を
用意できるようにしましょう。

そこで今回は、クマノミの水槽に
必要な機材について紹介します。

それぞれの費用についても紹介しますので、
ぜひ参考にしてみて下さい。

クマノミは飼育はセットが簡単なの?

クマノミの飼育には、一般的な
海水魚で必要な飼育機材で大丈夫です。

それぞれの機材を個別に購入してもいいですが、
初心者の方は最初からセットになって
販売されているものがおすすめです。

あれこれと考えて購入する必要がないですし、
個別に購入するよりお得に購入できます。

セットになっているものは、取り扱いが
簡単な機材が多く、説明書を読めば
スムーズに飼育を開始することができます。

特別なこだわりがなければ、まずはセットで
飼育を始めてみてはいかがでしょうか。

こちらの動画では、水槽の立ち上げの
一連の流れを紹介しています。

どの水槽でも基本は同じですので、
ぜひ参考にしてみて下さい。

クマノミの飼育にかかる費用!6つの必需品で紹介

それほど特別な機材がいらない
クマノミの飼育機材ですが、
必ず用意したい6つの必需品があります。

費用を含めて1つずつ解説しますので、
ぜひ参考にしてみて下さい。

1.水槽

出典:https://www.shopping-charm.jp

クマノミは小型の魚なので、
それほど大型の水槽はいりません。

しかしあまり小さすぎる水槽は、
水量が少なく、水質が変化しやすいので
初心者の方にはおすすめできません。

60cm水槽であれば、水量も確保でき、
周辺機材も充実しているので
特におすすめできます。

もちろん、水槽を置くスペースの
関係もありますので、
60cmを基準に考えてみましょう。

水槽のサイズやデザインにもよりますが、
3,000~10,000円ほどで販売されています。

2.餌

出典:https://www.shopping-charm.jp

クマノミは海水魚の中でも餌付けが容易で
なんでも食べてくれる魚です。

そのため、市販の小型海水魚用の
フレークや粒餌を用意すれば大丈夫です。

一つの餌だけを与え続けると、
飽きてしまうこともあるので、
数種類をローテーションすると効果的です。

少量~大容量のものまで販売されていますが、
開封後の酸化してしまうので、1か月程度で
使い切れる量のものを購入しましょう。

中程度の量のもので
1,000円前後で販売されています。

3.海水

出典:https://www.shopping-charm.jp

海に生息するクマノミは、
当然海水で飼育をしなければなりません。

海水を用意するためには
市販の人工海水がおすすめです。

人工海水であれば、既定の量を溶かすだけで
適正な比重の海水を作ることができます。

また、ミネラル分などもクマノミの飼育に
適した水質に調整してくれます。

水量に合わせた商品が販売されていますので、
水槽に合わせて購入しましょう。

60cm水槽用であれば、
1,500円前後で販売されています。

後々の水替えでも使用しますので、
少し多めに購入しておきましょう。

4.フィルター

出典:https://www.shopping-charm.jp

水質を維持するためにも、
フィルターは必需品です。

様々な種類のフィルターがありますが、
初心者の方には外掛け式の
フィルターがおすすめです。

外掛け式のフィルターであれば、
ワンタッチで装着でき、
面倒な操作もいりません。

専用のろ材も用意されているので、
ろ材交換も簡単にすることができます。

適合する水槽のサイズにもよりますが
2,000~5,000円程で販売されています。

5.照明

出典:https://www.shopping-charm.jp

鮮やかな体色を楽しむためにも、
照明は必須のアイテムです。

一般的な蛍光灯やLEDで大丈夫ですが、
イソギンチャクを一緒に飼育する場合は
明るいものを用意した方がいいでしょう。

水草用やサンゴ用の
ものであればより効果的です。

蛍光灯であれば1,000~2,000円、
LEDであれば4,000~7,000円
ほどで販売されています。

蛍光管は寿命が短いですが、
LEDは寿命が長いです。

蛍光灯にしてランニングコストをかけるか、
最初にお金をかけてランニングコストを抑えるか
お好みで選択して大丈夫です。

6.ヒーター

出典:https://www.shopping-charm.jp

暖かい海に生息するクマノミの飼育は
水温が25度前後が適しています。

そのため、ヒーターは必需品となります。

使用する水槽の水量に合わせた
パワーのものを選択しましょう。

ヒーターには水温が固定式のものと、
調整可能なものがあります。

固定式のものは余計な操作がいらなく楽ですが、
後々他の生き物も飼育する場合などは、
調整ができた方が使い勝手がいいですね。

ヒーターのパワーによって
2,000~5,000円程で販売されています

クマノミの寿命はどれくらい?長生きさせる方法はある?

クマノミの水槽内の寿命は
10年前後と言われています。

しかし、うまく飼育すれば、
20年近く生きる個体も多くいます。

どうせなら長生きさせてあげたいですよね。

長生きさせるためには、
なるべく広い水槽を用意してあげましょう。

広いスペースであればそれだけでストレスが
減りますし、水質も安定しやすく、
水質悪化による不調になりにくいです。

次に、栄養価の高い餌を与えましょう。

人工餌料もいいですが、
時折冷凍のイサザアミやコペポーダなどの
生餌を与えると効果的です。

しかし反面、栄養価が高い餌は、
肥満につながりやすいのも事実です。

私たちと同じように、腹八分目に抑えましょう。

広い水槽で運動量を上げ、
栄養価の高い餌を腹八分目まで与える。

それが、クマノミを長生きさせるコツです。

クマノミを長期飼育するためのコツは
こちらで詳しく解説しています。

クマノミの飼育!寿命はどれくらい?注意点まとめ

クマノミが罹りやすい病気についても
詳しく解説していますので、
ぜひ参考にしてみて下さい。

クマノミはイソギンチャクとセットがおすすめ?

クマノミは海の中では
イソギンチャクと共生しています。

せっかくであれば、水槽内でも
イソギンチャクとセットで
飼育するのがおすすめです。

イソギンチャクがいなくても
飼育することは十分に可能ですが、
セットにすることで、何よりも
クマノミが落ち着くことができます。

クマノミがイソギンチャクに
寄り添う最大のメリットとして、
外敵から身を守ることができることです。

もちろん水槽内には、外敵はいませんが、
本能的にイソギンチャクに隠れたいと
思うのが自然な流れです。

水槽内にイソギンチャクがあれば、
寄り添うことができ、
ストレスも緩和されるのです。

余計なストレスが減れば、
健康状態もよりよくなりますので、
ぜひクマノミとイソギンチャクを
セットで飼育してみて下さい。

クマノミとイソギンチャクの相性については
こちらの記事で詳しく解説しています。

クマノミとイソギンチャクの相性! 共生させるための飼育のコツ

おすすめの組み合わせも紹介していますので
ぜひ参考にしてみて下さい。

まとめ

以上、クマノミの飼育について紹介しました。

クマノミの飼育はそれほど難しくなく、
特別な機材もいりません。

まずはお得に用意できる、水槽セットで
飼育を始めてみてはいかがでしょうか。

徐々に大きな水槽やこだわりの機材に
ステップアップするといいですね。


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