アクアリウムの水草のレイアウト! 初心者におすすめの育て方とは?

アクアリウムを長く続けていると、
最初の頃よりも凝ったレイアウトに
挑戦したくなるものです。

特に多くのアクアリストが憧れるのが
緑鮮やかな「水草水槽」

一口に水草といっても
草姿は実に多種多様で、
いずれもレイアウト次第で
様々な表情を見せてくれます。

そこで今回の記事では、
美しい水草水槽を作るレイアウトのコツ
水草と相性の良いアイテムごとに
ご紹介したいと思います。

また、素敵なレイアウトを組んでも
水草がうまく育っていなければ
意味がありませんので、

水草をうまく育てるポイントも
併せて解説していきますね。

水草水槽初心者さんは、
ぜひ参考にしてみてください!


アクアリウムの水草!レイアウトをよりおしゃれにするアイテム3選

水草水槽をよりおしゃれにしたいなら、
アクアリウムのレイアウトでは定番の
以下の3つのアイテムを
うまく活かしてみましょう。

  • 流木
  • 底砂

では、それぞれレイアウトのコツや
選び方のポイントなどについて
解説していきますね。

①流木

水槽内にひとつあるだけで
自然感が増す流木。

そのまま投入するのはもちろん、
アヌビアスやミクロソリウムなどの
水草を活着させるのも良いですね。

アクアリウムで使用する流木には、
大きく分けて2つの種類があります。


出典:https://www.shopping-charm.jp/

こちらは「ホーンウッド」と呼ばれる
その名のとおり動物の角のような
形状をしたタイプです。

ずっしりと重量感のあるものが多く、
大きなものなら一つ置くだけでも
十分に存在感があります。

小ぶりなものをいくつか組み合わせて
配置を工夫するのも面白いでしょう。


出典:https://www.shopping-charm.jp/

一方、こちらのように
木の枝や根の部分にあたる流木は
ブランチウッドと呼ばれており、

ホーンウッドよりも細く
枝分かれが多いのが特徴です。

熱帯魚を飼育している水槽では、
魚たちが枝の間を行き来する様子を
楽しむこともできますよ。

流木を購入する際には、
自分のイメージするレイアウトには
どちらのタイプが合いそうか
考えてみると良いでしょう。

②石

石は流木と組み合わせて
使われることも多いですが、
最近では石だけで作り上げる
”石組みレイアウト”も人気です。


出典:https://www.shopping-charm.jp/

こちらは皆さんにもお馴染みの
通販ショップ「チャーム」の展示水槽です。

石とヘアーグラス・ショートだけの
シンプルなレイアウトですが、
重厚感があってかっこいいですよね。

レイアウトに使用する石選びの
ポイントですが、

石は乾燥している時と濡れている時で
色味が変わるものが多いので、
濡れた状態の色をイメージしながら
レイアウトを考えるようにしましょう。

アクアリストさんが運営する
ブログや動画などを参考にすると
わかりやすいですよ。

また、石には様々な種類がありますが、
同一の種類で揃える
レイアウト全体に統一感が生まれます。

③化粧砂

水草水槽の底砂といえば
現在は「ソイル」が一般的です。

しかしソイルはもともとが
土を焼き固めたものなので、
色形のバリエーションが多くありません。

そのため、アクアリストの中には
レイアウトの見栄えを考慮して

水草を植栽する部分にはソイルを、
しない部分には別の砂を、というように
底砂を敷き分けている方も多くいます。

いわゆる「化粧砂」と呼ばれる
使い方ですね。


出典:http://aquaforest.tokyo/

こちらは人気アクアショップ
「アクアフォレスト」の展示水槽です。

手前部分が白い砂で敷き分けされており、
水槽全体がパッと明るく見えますよね。

ただ、こうした敷き分けレイアウトは
砂をそのまま敷いただけだと
砂の色が混ざって汚くなることも。

長期的に維持することを考えるなら、
石や園芸用のネットなどを活用して
仕切りになるものを作ると良いでしょう。


アクアリウムの水草の育て方!

さて、続いては
水草をうまく育てる方法について
解説していきたいと思います。

必要な知識をしっかりつけて
美しい水草水槽を維持しましょう!

①光量の調整

他の植物と同じように
水草も光合成によって生長するため、
水草水槽には照明の設置が必須です。

しかし、ただ照明を点灯させて
明るくしておけば良いのかというと
そうではありません。

水草は昼間の明るい時間帯には
盛んに光合成を行いますが、
夜間は光合成によって生成した
エネルギーを消費して生長します。

私たち人間は不眠不休状態が続くと
体のどこかに不調が出てきたり
精神的に不安定になったりしますね。

水草もこれと同じで、
光合成をやめて生長する時間がないと
本来の美しい草姿に育たないのです。

水草水槽に最適な照明点灯時間は
一般的に8~12時間と言われています。

不規則な時間での点灯も
水草にとってストレスになりますので、
点灯する時間も「8時~17時」などのように
一定化するのが理想です。

ライフスタイルの関係で
管理が難しいという場合は、
タイマーを導入すると良いでしょう。

②日照時間の管理

水槽にもたらされる光には、
照明だけでなく「太陽光」もあることを
忘れてはなりません。

皆さんの中には、
ライフスタイルの都合上
「夜にしかアクアリウムを鑑賞できない」
という方もいらっしゃるでしょう。

そういった場合は昼間は照明を消して
夜以降に点灯することになると思いますが、

照明をつけていない状態でも
太陽光によって明るさが確保されていれば
水草は光合成を行う時間だと認識します。

したがって、
夜に照明をつけてしまうと

先ほどお話したように
水草が生長するための時間が
なくなってしまうのです。

夜間に照明を点灯する場合は、
遮光カーテンを引いたり
段ボールで囲いを作るなどして
昼間の太陽光をできる限り遮断しましょう。


出典:https://yaplog.jp/maatsaqua/

こんな感じで自作されている
アクアリストさんが多いようですよ。

また、日中に照明を点灯し
夜には消すという場合も、

直射日光の当たり過ぎは
コケの発生や水温上昇を招き
水草にダメージを与える恐れがあるため、
水槽の設置場所には気を付けてください。


③CO2の添加

水草が光合成を行うためには
光だけでなく二酸化炭素も必要です。

二酸化炭素は水槽内の水にも
溶け込んでいますが、

育てる水草の種類によっては
水中の二酸化炭素だけでは
不足してしまう場合も。

特にキューバパールグラスなど
前景に使用される水草は
CO2が足りないと
うまく育たないことが多いです。

そこで必要となるのが「CO2添加装置」。


出典:https://www.shopping-charm.jp/

現在はこちらの写真のような
ボンベを使った添加方法が
主流になっています。

装置の使い方については
こちらの動画がわかりやすいでしょう。

ただし、CO2添加装置を導入すると
アクアリウムの管理が複雑化するうえに
ランニングコストもかかるため、

これから水草水槽に挑戦する方は
よく検討してから導入したほうが
良いでしょう。

CO2添加なしでも美しく育つ水草も
たくさんありますので、
まずはそうした種類を選んで
育成を始めるのもおすすめです。

⇒アクアリウムの水草の植え方!CO2はなしでも育つの?
CO2添加の必要性については
こちらの記事でも解説しています。

④栄養の補給

水草水槽の底砂として
選ばれることが多いのは「ソイル」ですね。


出典:https://mizukae.exblog.jp/

レイアウトコンテストに出品される水槽も
多くはソイルが使われています。

これはなぜかというと、
水草の生長に必要な栄養分が
ソイルには最初から含まれているからです。

しかし、場合によっては
ソイルに含まれる養分だけでは足りず、
水草が調子を落としてしまうことも。

そこで必要となるのが
「追肥(肥料を与えること)」です。

追肥を行うかどうかは
水槽内の状態を見て判断します。

追肥時のチェックポイント

  • 水草の状態
  • 水草の量
  • ソイルの使用期間
  • コケの繁殖状態 など

水草が状態良く育っている場合には
わざわざ追肥を行う必要はありません。

また、ソイルがまだ新しいうちは
ソイルに含まれる栄養だけでも
特に問題はないでしょう。

いくら栄養が必要とはいえ
肥料を過剰に投与してしまうと
かえって逆効果になることもあるので
注意してください。

⇒アクアリウムを水草のみで!肥料やカルキ抜きは必要?
追肥の必要性については
こちらの記事でも解説しています。

一方、水草が明らかに
調子を落としているような場合は、
追肥を検討する必要があります。

水草にあらわれる不調のサインは
欠乏している栄養素によって違いますが、

それを見極めるのは非常に困難なので
水草に必要な栄養分をバランス良く
補給していくと良いでしょう。

水草用の肥料には
底砂に埋め込む「固形肥料」と
水に直接添加する「液体肥料」があります。

以下にそれぞれの特徴を
簡単にまとめてみました。

固形
肥料
棒状やタブレット状に固められた肥料。
底砂に埋め込んで使用するので、
根を張る水草に効果的。
持続期間は数ヶ月程度。
液体
肥料
液体タイプの肥料。
水に直接添加して使用するため、
葉から養分を吸収する有茎草などに効果的。
固形肥料より即効性が期待できるが
持続期間は長くないため
こまめに添加する必要がある。

自分の水槽環境や好みなどに合わせて
使い分けてみてくださいね。


⑤コケ対策

アクアリウムをやっていると
誰もが一度は悩まされる「コケ」。

水槽のガラス面や流木だけでなく
水草に付着していることもしばしばです。

実はアクアリウムに発生するコケには
いくつかの種類があります。

種類ごとの発生原因と
対策方法を簡単にまとめてみました。

珪藻主に水槽のガラス面や
水草の葉に付着する茶色いコケ。
立ち上げ直後の水槽で発生しやすい。
水質が安定してくれば次第に収まる。
斑点状藻アヌビアスの葉などに発生する
小さな点状のコケ。
光量過多と水の富栄養化によって
発生するケースが多い。
水草水槽では光量や肥料量を
見直してみると良い。
糸状藻別名アオミドロとも呼ばれる
細長い糸状のコケ。
新たに水草を購入した際に
付着していることがあるので、
導入時は注意が必要。
黒髭苔髭のような黒い糸状のコケ。
他のコケより付着力が強い。
水草に発生した場合の除去は
木酢液を塗布する方法が
知られている。
藍藻ドロっとした膜状のコケで、
強いアンモニア臭をともなう。
付着力が弱く除去は容易だが
繁殖力が旺盛なので
繰り返し発生する場合がある。

コケが発生してしまった時は、
まずコケの種類を正しく判別します。

そのうえで、
それぞれの種類に合った対策を
取るようにしていきましょう。

また、エビやオトシンクルスなどの
”コケ取り生体”を飼育するのも有効です。

⇒アクアリウムのコケには種類がある?形の違いをまとめてみた
より詳しい対策方法は
こちらの記事で解説していますので、
ぜひ併せてご覧ください。

アクアリウムの水草は初心者のセットがおすすめ?

出典:http://www.aquanemyu.com/

多種多様な水槽セットを展開する
通販ショップ「Aquanemyu」では、
写真のような美しい水草が育成できる
専用のセットを販売しています。

「水草水槽には憧れるけど、
育てるのが難しそう・・・」

「アクアリウムは初めてだから、
まずは気軽にやってみたい」

そんな初心者の皆さんは、
こうしたセット商品を購入して、
水草育成に挑戦するのも良いでしょう。

必要なものが一度に揃うので、
すぐに水草水槽を楽しむことができます。


出典:http://www.aquanemyu.com/

同セットの水槽は、
幅22cmのコンパクトサイズ。

わずかなスペースがあれば設置できるので、
置き場所に困ることはありませんね。

このほか水草水槽には欠かせない
ライト(20W)やCO2を添加する錠剤、
自然感を演出する天然石、

そして主役となる水草は3~5種、
好きな組み合わせを
5つのタイプの中から選べます。


出典:http://www.aquanemyu.com/

セッティングは非常に簡単で、
水草を専用のトレイに並べるだけ

難しい植栽の作業もありません。

トレイは丸ごと取り出せるので、
水換えやレイアウトの変更も
スムーズに行えます。

気になるお値段は10,800円(税込)と、
セットならではのお手頃価格。

これから水草水槽に挑戦する方には
ぜひおすすめです!

⇒【Aquanemyu】販売ページはこちら

なお、同セットは水草育成専用のため
生体の飼育には向きませんので、
購入の際はご注意ください。


まとめ

今回の記事では、
水草水槽のレイアウトのコツや
水草をうまく育てる方法などを
ご紹介してまいりました。

せっかく素敵なレイアウトを組んでも、
主役である水草が美しく育っていなければ
意味がありませんよね。

これから水草水槽を始める皆さんには
ぜひ育成の知識をもって
挑んでいただきたいのですが、

今回お話したのは
一般的に推奨されている育成方法で
すべての水槽環境に当てはまるとは
言い切れません。

アクアリウムにおいて
「何をしたらベストか」というのは
水槽環境によって異なるものです。

初めは難しく感じるかもしれませんが、
経験を積んでいくうちに
少しずつわかるようになると思います。

一つ一つじっくり学びながら、
水草育成に慣れていきましょう!

⇒アクアリウムの水草の種類!水槽に人気のおすすめ10選
こちらの記事では
アクアリウム初心者さんにも育てやすい
おすすめの水草をご紹介しています。

最初の水草選びの参考に、
ぜひ併せてご覧ください。


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