メダカを飼育していると、
睡蓮鉢で飼育をしてみたいと
憧れている人も多いのではないでしょうか。
睡蓮鉢はレイアウトが難しそうですし、
管理もするのも初心者には
難しそうなイメージがあります。
そこで今回は
メダカを睡蓮鉢での飼い方や、
レイアウト、管理方法などについて
詳しくご紹介します。
メダカを睡蓮鉢で飼う場合のおしゃれなレイアウト3選をご紹介!
睡蓮鉢は水槽と違って
上からしか見られないので
水槽とはレイアウトの勝手が違います。
それでも、アイデア次第では
とてもおしゃれなレイアウトに仕上がります。
実際に3つのレイアウトをご紹介します。
⒈シンプルなレイアウト
とてもシンプルに
スイレンだけでレイアウトしています。
いろいろな植物を入れてしまうと
ゴチャゴチャして収集がつかなくなって
しまうことも多々あります。
このレイアウトのように、
主役となる花などがあれば
1つの植物だけでも十分に
見応えのあるレイアウトを作ることができます。
2.岩組と流木を使ったレイアウト
岩と流木を使い、
立体感のあるレイアウトに仕上がっています。
どこか男らしい荒々しさもありますが
こんなレイアウトもいいですね。
岩組の仕方で、自然風景に近い
おしゃれなレイアウトを作ることができます。
3.様々な植物を使ったレイアウト
水草、浮き草、抽水植物とそれぞれ性質の
異なる植物を使用したレイアウトです。
高さが段階的になり、
立体感、奥行き感が生まれるレイアウトです。
それぞれの植物があることによって
メダカにもメリットが沢山あるのがいいですね。
メダカの睡蓮鉢での飼い方を詳しくご紹介!
メダカを睡蓮鉢で飼育する場合、
通常の水槽とは異なる部分があります。
実際にどのような準備をし、
どのような環境を用意したら良いのか、
メダカの睡蓮鉢での
飼い方を詳しくご紹介します。
⒈睡蓮鉢におすすめの水草
睡蓮鉢に使用される水草には
一般的な水草の他、浮葉植物、
浮き草や抽水植物などがあります。
睡蓮鉢は、年中屋外に設置するため
耐寒性があり、周りの環境の変化に
強い植物がおすすめです。
- 水草・・・マツモ、アナカリス、
- 浮葉植物・・・スイレン、アサザ
- 浮き草・・・ホテイアオイ
アマゾンフロッグピット - 抽水植物・・・ウォーターマッシュルーム
ジャイアントヘアーグラス
それぞれの性質の植物を入れると
お互いの役割を補えるため、
複数の植物を入れると効果的です。
こちらの記事で
水草について詳しく解説しています。
ぜひ併せてチェックしてみて下さい。
⒉睡蓮鉢におすすめの土
出典:http://www.tachikawa-heiwa.com/index.html
睡蓮鉢には赤玉土がおすすめです。
多孔質でバクテリアが沢山住み着くので
ろ過槽のない睡蓮鉢で
水質を維持するのに役立ちます。
また、元々が園芸用のため、
水生植物の根付きや成長にもよく
水生植物の栽培にも向いています。
その他では、大磯砂や荒木田砂なども
睡蓮鉢に向いています。
レイアウトのイメージに合わせて
砂を選択すると良いでしょう。
赤玉土についてはこちらの記事がおすすめです。
⒊睡蓮鉢には蓋は必要?
睡蓮鉢での飼育には、
必ずしも蓋が必要な訳ではありません。
睡蓮鉢は屋外に設置するため、
メダカを補食する外敵が
侵入してくる恐れがあります。
そのため、外敵が多い環境では
蓋をした方が良いかもしれません。
もし蓋をしない場合は、万が一の時に
メダカが隠れられる場所を
沢山作ってあげると良いでしょう。
また、近くに木があると、
落陽の季節になると落葉が混入します。
気づいたときに取り除けば良いですが
気になる場合は、蓋をするのも1つの手です。
蓋をすることによって、
レイアウトを崩してしまいますし、
背の高い植物を植えられなくなるため、
レイアウトを楽しみたい方は、
無理に蓋をする必要はありません。
⒋睡蓮鉢の掃除の方法は?
基本的に、通常の水槽と同じ手順で掃除します。
メダカと植物を睡蓮鉢から出す。
- 床材を取り出す
- 水を抜き、睡蓮鉢を洗う
- 新しい、床材、水、植物を入れる
- メダカを戻す
メダカを取り出す際の水は、睡蓮鉢の水を使い、
睡蓮鉢に戻す際は、必ず水合わせを
してからメダカを戻すようにしましょう。
メダカの水槽の掃除については
こちらの記事もおすすめ!
簡単にできる方法をご紹介しています。
⇒メダカの水槽の掃除の方法!初心者でも簡単にできる方法とは?
⒌睡蓮鉢の置き場所はどこがおすすめ?
睡蓮鉢を置く場所は、
風通しの良い、日の当たる場所が理想的です。
水生植物を育てるためには
何よりも太陽の光が必要になります。
日陰に置くと、植物も育たず、
最終的にメダカにも悪影響を与えてしまいます。
メダカも太陽に当たることで
より健康に育つことができるので
必ず日の当たる場所に置きましょう。
また、風通しが良い場所に置くことで
水温が上がりすぎることを
防ぐことがでくれます。
真夏など、水温が上がりすぎる場合は
よしずなどで影を作ってあげることで
水温の上昇を抑えることができます。
屋外飼育でのメダカへのメリットは
こちらの記事で詳しくご紹介しています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
睡蓮鉢でのメダカの飼育は
基本的な事を守れば、
初心者の方でも難しいことではありません。
水槽の場合とはまた違った
レイアウトができるのも
面白さの1つだと思います。
レイアウトの幅も広がりますので
ぜひいろいろなレイアウトにも挑戦し
睡蓮鉢でのメダカを楽しんで下さい。
こちらの記事では、メダカの水槽で
おしゃれに見せるポイントを
詳しくご紹介しています。
ぜひ併せて読んでみて下さい!