熱帯魚ベタの種類一覧!飼い方で気をつけたい3つの注意点

熱帯魚の中でも、
アクアリウム初心者に飼いやすいのが、
ベタです。

元々はその闘争心の強さから、
賭け事に使われていましたが、
現在では観賞用としてヒレの形状など
特徴のある種類が数多く作出されています。

美しさを競うコンテストも開かれるほど
人気のあるベタですが、
今回はその中でも特に人気のベタの種類や、
飼育時に気をつけたい点などを、
詳しく紹介していきます。

どんなベタを飼いたいか迷っている人も、
この記事でお気に入りの種類が見つかるかも。

熱帯魚ベタってどんな種類があるの?


ベタの原産地はタイのメコン川です。

縄張り意識も強く、
タイでは「闘魚」として賭け事にも
使われてきたほど気性が荒い
のが特徴。

原種はヒレが短いのですが、
現在では観賞魚として改良され、
大きなヒレや特徴的な色の種類が
作り出されていますが、
この特徴が出るのは、オスのベタだけです。

近年ではその美しさを競うコンテストも開かれ、
観賞魚としても人気がある熱帯魚になりました。

その中でも代表的な種類を
次の章からいくつか紹介していきましょう。

トラディショナル

トラディショナルなるはベタの中でも一般的で、
ホームセンターなどでもよく売られている
ポピュラーな種類です。

少し前までは「並ベタ」と呼ばれ、
他の種類よりも安く取り扱われていましたが、
現在ではその尾ヒレのかたちから
ベールテールとも呼ばれ、
新たに注目を集めています。

価格も500円~800円前後と求めやすく、
まずはこの種類から飼育をはじめみるのも、
おすすめ
です。

クラウンテール


クラウンテールはヒレの筋が突出し、
王冠のようになっていることから、
この名前がつけられました。

このヒレの筋は、
ベタの成長とともに伸びていくので、
購入時には短くても、
飼育しているうちに長く立派なものになります。

価格は2000円~3000円前後です。

スーパーデルタテール


スーパーデルタテールは、
一見するとトラディショナルに似てますが、
広げたヒレはトラディショナルよりも大きく、
このヒレを支えるための筋が多いのが特徴です。

アメリカの愛好家によって作出され、
カラーバリエーションも豊富です。

価格は1500円~2000円前後になります。

プラカット


プラカットは一番原種に近く、
他のベタと異なり短いヒレが特徴です。

現地のタイでは闘魚用として
改良された種類になります。

最近ではコイのようなまだら模様が特徴的な、
「鯉ベタ」と呼ばれる種類も出てきました。

闘争心も強く、
ヒレが短いため飛び出し事故にも
特に注意が必要です。

価格は2500円~8000円前後です。

ダブルテール

ひーちゃん #ベタ #ダブルテール #水槽

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ダブルテールは背ビレが大きく、
尾ヒレが2つに分かれているのが特徴です。

泳いでいる時はあまりわかりませんが、
ヒレを広げるとその尾ヒレの特徴が
よくわかります。

価格は1500円か~3000円前後になります。

熱帯魚ベタの飼い方で注意したい3つの点


ここまでベタのおもな種類を
紹介してきましたが、
どのベタも飼育するうえでの注意点があります。

次の章から3つの注意点を
詳しく解説していきましょう。

①ベタは水槽で飼おう

ベタには空気中から酸素を取り込める
「ラビリンス器官」があり、
低酸素状態でも飼育が可能です。

このためコップやビンなどの
少ない水量でも飼えるといわれていますが、

水量が少ないということは、
水質の悪化も早く水温も安定しないため、
おすすめできません。

ベタに長生きしてもらうためにも、
飼育は水槽で行うようにしましょう。

②ベタを混泳させない

ベタの生息地でもあるタイでは、
ベタ同士を戦わせて賭け事に使う程、
闘争心が強い魚です。

そのためベタはオスメス関係なく、
単独飼いが基本
です。

ベタの闘争心には個体差があり、
混泳が上手くいく場合もありますが、

いじめが発生してしまう場合は、
すぐに隔離できるようにするなど、
自己責任で混泳を行ってください。

どうしても混泳させたい場合は、
広い水槽に水草や隠れ家などを用意して
飼育するようにしましょう。

種類はコリドラスやオトシンクルスなど、
水槽の底で生活するタイプや、
泳ぎの早いネオンテトラがおすすめです。

また混泳させる前にベタを小さな容器に入れ、
他の熱帯魚と相性をみる
という手もあります。

この時点で他の魚を威嚇するようなら、
その個体は混泳には不向きというのがわかります。

参考に他の個体を威嚇する様子がわかる
動画がありましたので、紹介します。

③餌は与えすぎない

ベタは他の熱帯魚と違い、
あまり泳ぎ回ることがありません。

そのため餌の与えすぎは、
内蔵に負担がかかり、
体調不良や便秘の原因になってしまうことも。

餌はメーカー推奨の量よりも
少なめに与えるのがおすすめです。

餌を少なめにすることで、
ベタが寿命も長くなります。
こちらの記事で詳しく紹介しています。
⇒熱帯魚ベタの寿命はどのくらい?病気にならない飼い方を紹介!

まとめ


ここまでベタの種類と、
飼い方で注意したい点3つ

紹介してきました。

ベタは種類でヒレに様々な特徴をもち、
現在でも愛好家によって
新しい種類が作出されています。

初心者にも飼いやすいベタですが、
長く楽しむためには水槽や、
餌の量など気をつけたい点が
いくつかあります。

熱帯魚の餌について、
もっと知りたい人には、
こちらの記事で詳しく紹介しています。
⇒熱帯魚のオススメの餌は?種類別で紹介!

ぜひ今回の記事で
お気に入りのベタを見つけて、
上手に育てて
くださいね。


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