熱帯魚の複数飼いを考えている人で、
多いのが、エビとの混泳です。
ですが、エビと熱帯魚は形も違うし、
混泳させることができるのか
不安な人も多いかと思います。
今回は、熱帯魚とエビを混泳させるときの
注意点や、混泳に向いているエビの種類など、
わかりやすく解説していきます。
熱帯魚とエビを混泳させて食べられる?
熱帯魚を飼育していると、
だんだんと水槽内にコケが発生してきます。
こまめに掃除をすればいいのですが、
なかなかの手間ですし、
できればコケ掃除をしてくれる生き物が
ほしいですよね。
そこでおすすめなのがエビですが、
エビ類は魚から見ると食べ物に見えてしまい、
対策を取らないと食べられてしまいます。
そんな悲しい事態を起こさないためにも、
次の章からどうしたらいいのか、
詳しく解説していきましょう。
熱帯魚とエビを混泳させるときのポイント3つ!
熱帯魚とエビを混泳させるとき、
ちょっとした工夫をしてあげることによって
熱帯魚に捕食されにくくなります。
次の章から熱帯魚とエビを混泳さえるための、
3つのポイントを詳しく解説していきます。
①小型の熱帯魚と混泳させよう
熱帯魚とエビを混泳させるポイントの1つめは、
エビと同じ大きさくらいの
小型の熱帯魚と混泳させるです。
エビは熱帯魚にとっては餌と同じなので、
熱帯魚がエビより大きいとつつかれたり、
最悪の場合は、食べられてしまいます。
熱帯魚とエビを混泳させる場合は、
ネオンテトラなどの小型の熱帯魚と
混泳させるようにしましょう。
また口が吸盤のようになっているプレコや、
オトシンクルスなども、
エビとの混泳におすすめです。
②エビには隠れ家が必要!
熱帯魚とエビを混泳させるポイント2つめは、
エビの隠れ家を用意してあげることです。
エビと同じ小型の熱帯魚も、
捕食してしまう心配はありませんが、
中にはエビをつついたり追い回して
いじめてしまう熱帯魚もいます。
エビにとってはかなりストレスで、
この状態が続くと最悪の場合、
命を落としてしまうことにもなります。
混泳する場合は、エビが安心して休め、
追いかけられても逃げ込める
隠れ家をしっかりと用意してあげましょう。
③水草を十分に入れよう
熱帯魚とエビを混泳させるポイント3つめは、
水草をたくさん入れてあげることです。
エビの休憩場所として
隠れ家をつくることが大切ですが、
水草も多く入れることにより、
熱帯魚から隠れる絶好の隠れ場所になります。
水草を入れる場合はエビに食べられないよう、
硬い葉の水草を選ぶようにしましょう。
また水草の中には、
農薬が残留している場合があり、
水草を食べるエビには使えないものもあります。
水草を入れるときは、
エビに使用可能な水草を
購入するようにしましょう。
熱帯魚と混泳可能な種類のエビを紹介!
熱帯魚との混泳におすすめなのがエビですが、
すべてのエビが混泳可能なわけではありません。
ここからは熱帯魚と混泳が可能なエビを、
詳しく紹介していきましょう。
ヤマトヌマエビ
ヤマトヌマエビは亜熱帯や
日本の海に面した暖かい河川に生息し、
水槽の掃除屋としても人気のある種類です。
大きさは3~4cmほどまでに成長し、
コケ取りの能力はピカイチです。
ヤマトヌマエビの赤ちゃんは、
汽水域で成長するので、
水槽内で抱卵しても繁殖をしないので、
個体数を増やしたくない人にもおすすめです。
ミナミヌマエビ
ミナミヌマエビは、
日本の本州から九州にかけて生息し、
ヤマトヌマエビと比べると
2~3cmと体が小さいのが特徴です。
1匹のコケ取り能力は
そこまで高くはありませんが、
水槽内で繁殖が可能なので、
繁殖にも挑戦したい人は、
ミナミヌマエビがおすすめです。
まとめ
熱帯魚とエビを混泳させるのに
押さえておきたいポイントと、
おすすめのエビの種類を紹介いたしました。
熱帯魚にとってエビは捕食対象なので、
混泳は難しいように思われがちですが、
ちょっと工夫してあげるだけで、
お互いストレスなく共存してくれます。
熱帯魚の飼育に自信がない人は、
初心者にも簡単な飼育方法を紹介している、
こちらの記事も参考にどうぞ。
⇒初心者でも簡単!熱帯魚の飼育方法を3つのSTEPで紹介!
ぜひ今回の記事を参考に、
熱帯魚とエビの混泳に挑戦してみてくださいね。