その独特の見た目から
どこか特別な生き物のように思われがちな
ウーパールーパーですが、
飼育するのは意外と簡単で
専用の設備を用意する必要もありません。
金魚やメダカなどのお魚を飼うのと
ほぼ同じような環境を整えてあげれば
普通のご家庭でも元気に過ごしてくれます。
とはいえ、お魚の飼育経験がなければ
何が必要なのかピンときませんよね。
そんな皆さんにおすすめしたいのが、
ウーパールーパー用の”飼育セット”。
飼育に必要なアイテムを
一度に揃えられるので、
経験や知識がない方でも安心です。
そこで今回の記事では、
初めてウーパールーパーを飼育する方に
おすすめの飼育セットを
ご紹介したいと思います。
飼育にかかる費用や
飼育するうえでの注意点などについても
解説していますので、
ぜひ参考にしてみてください!
【⒈】チャームオリジナル ニューアール ウーパールーパー飼育セット
出典:https://www.shopping-charm.jp/
まず、これからウーパールーパーを
飼い始めようという方におすすめしたいのが、
アクア用品を扱う『チャーム』が販売する
オリジナル飼育セット。
30cmのオールガラス水槽に
フィルターや照明、底砂、餌など
飼育に必要不可欠なアイテムはもちろん、
なんとウーパールーパまでが
一度に揃ってしまいます!
冷却ファンやヒーターなどは
飼育環境に応じて
買い足す必要はありますが、
それでも1万円以下で
ほぼ完璧に飼育準備を整えられるのは
嬉しいですよね。
飼育説明書もついているので、
初心者さんも安心して
ウーパールーパーとの暮らしを始められます。
ガラス水槽(35×22×28cm)
アーム式LEDライト、
外掛式フィルター、底床(渓流石)、
餌、カルキ抜き剤、簡易説明書、
ウーパールーパー
【⒉】ニッソー ウーパーリウム ウーパールーパー簡単飼育セット NWP-070
出典:https://www.shopping-charm.jp/
こちらは女性やお子さんでも扱いやすい
プラケースの飼育セット。
水中フィルターやエアポンプのほか、
臆病なウーパールーパーが安心して過ごせる
陶器製の隠れ家も含まれています。
出典:https://www.shopping-charm.jp/
ガラス製の床材は、
ウーパールーパーの誤飲に配慮した
おはじきのような平たい形状。
涼しげな色合いで、
水槽内のアクセントとしても
活躍してくれそうですね。
お値段は3,000円台とリーズナブルなので、
まずは手軽に飼育を始めたいという方に
おすすめです。
ただし、餌やカルキ抜き剤は
セット内容に含まれていないため、
ウーパールーパーをお迎えする前に
自分で用意しておきましょう。
プラケース(37.5×25×16.8cm)
水中フィルター、エアポンプ、
エアチューブ、隠れ家、
底床(ガラス製)
【⒊】水作 リトルアクアリウム ウーパールーパー飼育基本セット
約19cmのコンパクトな水槽は、
まだ小さな幼ウパの飼育に最適。
床材や隠れ家には
水の汚れやニオイを吸着する作用がある
ゼオライトが使われているので、
水質が悪化しやすい小型水槽には嬉しい
水質浄化の効果が期待できます。
また、付属のフィルターは
多くのアクアリストに愛される
「水作 エイトコア」。
濾過性能が高くメンテンナンスも簡単で、
初心者さんにも扱いやすいですよ。
さらに餌やカルキ抜き剤も
セットになっているので、
ウーパールーパーのお迎え準備が
バッチリ整います。
樹脂製水槽(18.5×18.5×24cm)
水中フィルター、エアポンプ、
エアチューブ、隠れ家
底床(ゼオライトミックスサンド)、
カルキ抜き剤、餌
ウーパールーパーの飼育にかかる費用は1ヶ月どれくらい?
さて、ここからは
ウーパールーパーの飼育にかかる費用を
ざっくりと計算してみましょう。
ウーパールーパーの場合、
最初に必要なアイテムを揃えてしまえば
その後の飼育費用はそれほどかかりません。
飼育費としてかかるものには、
主に次の3つがあります。
- 餌代
- 水代
- 電気代
まず餌については、
ウーパールーパーは成長過程によって
餌の種類や回数を変える必要があるため、
それによってかかるお金も若干違ってきます。
とはいえ、
ウーパールーパーの餌の回数は
幼い個体であれば1日1回、
成長した個体であれば2~3日に1回。
それほど大量に消費するわけではないので、
安価で購入可能な人工飼料を中心に
やや高価な生餌を組み合わせて与えるとしても
餌代は数百円/月と考えて良いでしょう。
次に水代ですが、
地域によって水道料金に差はあるものの
よほど大きな水槽で飼育しない限りは
気になるほどの金額にはならないはずです。
フィルターなどの機材を稼働するための
電気代については、
以下を参考にしてみてください。
- 水中フィルター:20~60円前後
(24時間稼働) - LEDライト:30~60円前後
(1日8時間点灯の場合) - 冷却ファン:60~70円程度
(水温が高い時期のみ)
※30cm水槽で飼育した場合の
1ヶ月の電気代の目安です。
どれだけの機材を設置するかや
契約している電力会社にもよりますが、
電気代も100~200円/月とみておけば
十分そうですね。
したがって、
ウーパールーパーの飼育にかかる費用は、
多少多く見積もったとしても
1ヶ月1,000円かかるかかからないか、
といったところでしょう。
なるべくお金をかけずに
ペットを飼いたいという方にも
ウーパールーパーはおすすめです!
ウーパールーパーの飼育!初心者が注意するべきこととは?
冒頭でも触れたとおり、
ウーパールーパーの飼育は
そこまで難しくありません。
ただ、気を付けたいのは
「水温」と「水質」です。
まず、
ウーパールーパーを飼育するための
水温の目安は5~25℃、
もっとも過ごしやすいとされる水温は
15~20℃とされています。
もともとウーパールーパーは
標高の高い場所に生息する生き物なので、
低水温にはそこそこ耐えられますが
高水温は苦手です。
水温が高くなると
衰弱して死んでしまう恐れもあるので、
夏場は冷却ファンを設置するなどして
対策を施しましょう。
特に初心者さんは
水温計を用意しておくと安心です。
また、餌の食べ残しや糞などで汚れた水は
ウーパールーパーの体に様々なトラブルを
引き起こす原因となります。
定期的に水換えを行ったり
食べ残しや糞をこまめに取り除くなどして
水をきれいに保つようにしてください。
飼育水槽を揃えるのと同時に、
水換え用のホースや掃除用のスポイトなど
メンテナンス用品も最初に準備しておくと
後から慌てなくて済みますよ。
まとめ
今回の記事では、
初心者さんにおすすめの
ウーパールーパーの飼育セットを
ご紹介してまいりました。
飼育セットは商品によって内容が異なるので、
どんなものが含まれるのかをきちんと確認して
足りないものは自分で用意しておきましょう。
⇒ウーパールーパーの飼育!環境の整え方&必要なアイテムとは?
ウーパールーパーの飼育に必要なものは
こちらの記事でも解説しています。
また、飼育セットで揃えられるのは
基本的に必要最低限のものだけなので、
見た目にもこだわりたい方は
水草や流木などのアイテムを入れて
お好みのレイアウトを施すのも良いですね。
⇒ウーパールーパーの水槽のレイアウト!おしゃれにする3つのコツ
お洒落にレイアウトするコツは
こちらの記事でご紹介していますので、
ぜひ参考にしてみてください!