ナマズの仲間は
可愛い種類が多いですよね。
大きい種類は無理でも、小型の
種類を飼いたいと思っている方も
多いのではないでしょうか?
実際に飼育をする上で、
どんなことに気をつけるべきか
色々と疑問もありますよね。
そこで今回は、小型のナマズを飼う際、
知っておきたい7つの事を紹介します。
病気のことや、拒食の事など、
つい不安になってしまいがちな事も
解説していますので、
ぜひ参考にしてみて下さい。
ナマズの飼育!小型種について知りたい7つのこと
出典:http://www005.upp.so-net.ne.jp
ナマズを飼育する際、アレコレと
疑問に思うことが多いと思います。
飼育を始める前にできるだけ
クリアにしておきたいですよね。
その中で、ぜひ知っておきたい
7つのことを解説していきます。
1.寿命はどれくらい?
小型のナマズの多くは、自然下での研究が
それほど進んでいないため、
正確な寿命ははっきりしていません。
水槽内では3年以上
飼育された記録があります。
丁寧に飼育することで、
5年近く生きると言われていますので、
ぜひ長生きさせてあげて下さいね。
2.冬の水温の目安は?
もともと日本に生息している魚なので、
冬に水温が低下しても大丈夫です。
ただし、保温をしないで飼育をすると
日中と夜間で水温が変化してしまい、
ナマズにストレスを与えてしまうので
ヒーターを使って保温をするのが望ましいです。
体の弱い幼魚であれば20℃以上、
成魚でも15℃以上キープするのが良いでしょう。
水温を高めに保つことで、
病気の予防にも繋がるので、
ぜひ保温をして飼育してみて下さい。
3.値段はいくら?
比較的流通量の多いギギとアカザは
\500~\1,000前後で販売されています。
それほど高価な魚ではありません。
少し珍しいギバチとアリアケギバチは
\1,500~\2,500前後で販売されています。
生息数が減っている地域もあるので、
大切に飼育してあげたいですね。
地域によっては、ご自身で
採集することも可能です。
自分で採集した個体はより愛着も湧きますので、
チャレンジしてみるのもいいですね。
4.飼育できる種類は?
飼育できる種類として、
ギギ、ギバチ、アリアケギバチ、アカザの
4種類のナマズがあげられます。
その中でもギギとアカザが
比較的飼育がしやすいです。
同じ仲間のネコギギは国の指定する
天然記念物に指定されていますので、
もし捕獲などができても、
絶対に飼育しないようにしましょう。
飼育ができる4種類についても
自然下では生息数が減っている魚ですので、
しっかりと責任を持って飼育しましょう。
こちらの記事では日本に生息する
ナマズを沢山紹介しています。
大型種から小型種まで
詳しくご紹介してますので、
ぜひ参考にしてみて下さい。
5.エアレーションはいくら?
出典:https://www.shopping-charm.jp/
酸欠に弱いナマズの飼育には
エアレーションは必須アイテムです。
それほど強力なものはいりませんが、
小型の物を設置をしておくと安心できます。
各メーカから様々なタイプが
発売されていますが、
\1,000~2,000程度の物で十分に
効果が期待できますよ。
6.なつくの?
小型のナマズは臆病な種類が多いです。
それでも、幼魚のうちから時間をかけて
飼育を続けると、馴れてくれる個体も
少なくありません。
水槽の前に立ったり、水槽に手をかざすと
餌をねだって表に出てくるようになります。
決して犬猫のように懐くわけではありませんが、
寄ってきてくれるのは嬉しいですよね。
ただし、トゲや毒がある種類がほとんどのため、
素手で触るのは絶対に止めましょう。
こちらの動画では、ギギの
餌やり風景を紹介しています。
餌のために表に出てくる姿が可愛いですよね。
上手く慣らすと表に出てくるように
なりますので、じっくりと
育ててあげて下さいね。
7.ライトは必要?
小型のナマズは夜行性のため、
ライトはなくても飼育はできますが、
昼夜のメリハリをつけるためにも
ライトを設置した方が望ましいでしょう。
昼夜のメリハリをしっかりつけることで、
ナマズの生活リズムと整え、
健康に飼育をすることができます。
また、レイアウトとして水草を植える場合は
光合成のために必要となります。
水草を植えない場合は、通常より
ワンサイズ小さめのライトでも十分です。
ナマズは飼育すると病気になったりする?
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ナマズは飼育をしていると、環境などによって
病気になってしまうこともあります。
特に、肌がやや弱いため、すり傷などから
水カビ病が発症しやすいので注意が必要です。
その他にも白点病や水カビ病、
尾腐れ病など様々な病気に
かかる可能性があります。
ナマズの仲間は薬に弱いため、
投薬の際は通常より薄い
濃度にする必要があります。
当然、薬の効き目も弱くなってしまいますので、
なるべく病気を発症させないように
日頃から観察をしっかりとしましょう。
ナマズが餌を食べない時はどうすればいいの?
出典:https://www.shopping-charm.jp/
ナマズが餌を食べないと、
当然心配になってしまいますよね。
焦ってアレコレ動いてしまうと
逆にストレスになってしまう事もあるので、
しっかりと状況を見極めましょう。
ナマズが餌を食べない原因としていくつか
考えられることがあります。
- 餌の量が多い
- 餌の頻度が多い
- 餌の大きさが合わない
- 餌が好みでない、飽きた
当たり前ですが、満腹であれば
ナマズも餌を食べてくれません。
健康な個体であれば数日程度餌を
食べなくても問題ありませんので
まずは餌の量や頻度を減らし、
少しお腹を空かせてみましょう。
次に餌の大きさを変えてみます。
生き餌や冷凍餌の場合、
サイズにバラツキがあります。
ナマズの口に対して大きすぎると
食べてくれない場合があるので、
小さめの物を与えてみましょう。
最後に、餌そのものを変えてみます。
好みが合わなかったり、
同じ物を食べ続けて飽きた可能性があります。
他の種類の餌に変えると、
すんなり食べてくれることも
ありますので、試してみて下さい。
ナマズが餌を食べない時のさらに詳しい事は
こちらの記事で紹介しています。
それぞれの対処方法や
おすすめの餌の紹介していますので、
ぜひ読んでみて下さい。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
小型のナマズは可愛らしく、
大型のナマズとは違った魅力があります。
それほど大きな設備もいらず、
環境に慣れてしまえば飼いやすい魚なので、
ぜひ飼育にチャレンジしてみて下さいね。
小型の種類に慣れたら、
大きな種類の飼育に
チャレンジするのも良いですね!