鯉を飼育していると
鯉がどれくらい生きるのか
気になる方が多いと思います。
鯉は長生きとは聞くけど、
実際どれくらい長生きするのか
よく分らないですよね。
そこで今回は鯉の寿命について、
ギネス記録や平均的な寿命について
詳しくご紹介します。
長生きさせるコツもご紹介しますので、
ぜひ参考にしてみて下さい。
鯉の寿命は長い!?ギネス記録は何年?
鯉は一般的に長生きな
生き物として知られています。
そんな中でもギネス記録として、
226歳の記録が残っています。
この鯉は岐阜県の白川村の越原家で
飼育されていた、花子と名付けられた鯉で、
宝暦元年生まれの鯉です。
他にも同じ池では、150歳台、140歳台の
鯉が飼育されていたそうです。
まれに100歳を超える鯉はいるそうですが、
226歳とは驚きですね。
寿命がギネス記録の鯉の大きさはどれくらい?
ギネス記録を持つ花子は、
昭和39年に、名古屋女子大学の教授によって
調査されましたが、その当時、220歳の花子は
体長73cm、体重6.75kgでした。
その他にも173歳の鯉が67cm、4.875kg、
158歳の鯉が60cm、3.75kgでした。
最大で1mを超える鯉もいますので、
特別大きい訳ではないですね。
環境やその他様々な
要因で成長も変ってくるので、
寿命がギネス記録でも、
最大級とは限らないのですね。
コチラの動画で、大型の錦鯉を紹介しています。
大きな個体は迫力がありますね。
鯉の寿命の平均はどれくらいなの?
一般的に、鯉の寿命は
平均して50年前後と言われています。
自然下ではより長生きし、
飼育下では少し短いと言われています。
飼育下では、環境によって肥満になりやすく、
自然下の個体より、
寿命が短くなると言われています。
しかし、長生きな個体は700~80年と、
人間と変らない寿命を持ちますので、
昔から長寿な魚と言われています。
鯉の寿命!長生きさせるための3つのコツをご紹介!
もともと長寿な鯉ですが、せっかく飼育を
するなら長生きさせたいですよね。
そこで長生きさせるための
3つのコツをご紹介します。
コツ⒈なるべく池で育てる
水槽で飼育をすると、
活動範囲が限られ、肥満などに
なりやすくなってしまいます。
その反面、池で飼育することで、
活動範囲も広がり、肥満や病気を
起こしにくくなります。
なるべく池で育てることで、
長生きさせることができます。
コツ⒉野生に近い状況で育てる
上記の、池で育てるに近いですが、
野生に近い状況で育てることで、
より長生きをさせることができます。
例えば、水流をつけ、
適度に運動量を増やすことで
肥満や病気になりやすくなります。
また、日光が当たる環境を作ることで
自然なリズムで飼育することができますし、
日光により丈夫な体を作ることができます。
どうしても人工的な
環境になってしまいますので、
少しでも自然に近い環境を作ってあげることが
長生きをさせるコツです。
コツ⒊長生きする品種を選ぶ
鯉は、長い年月をかけて
品種改良が進んでいる魚です。
品種改良を重ねることで、
遺伝的に体の弱い品種が
作出されてしまうことがあります。
もちろん、健康に飼育することは出来ますが、
長生きしづらい品種もいますので、
そう言った品種を避けて、
長生きする品種を選ぶのも1つのコツです。
こちらの記事では、人気の品種を
詳しくご紹介しています。
ぜひ参考にしてみて下さい。
鯉の寿命は水槽で飼育すると短くなるって本当なの?
鯉を水槽で飼育すると、限られた環境のため、
どうしても運動不足になってしまいます。
肥満になってしまうと、
病気などにもなりやすく、
寿命を短くしてしまう恐れがあります。
また、人工的な光の下では、
本来の生活リズムを
崩してしまうことになります。
日光には体を丈夫にする力がありますが、
人工的なライトでは、日光に当たるよりも
丈夫な体を作りにくくなってしまいます。
それらのことから、屋外の池で飼育するよりも、
寿命が短くなりやすくなってしまいます。
こちらの記事で、鯉の水槽での
飼育について解説しています。
ぜひ読んでみて下さい。
鯉の寿命と大きさは関係している?
鯉は時に1メールを超える
とても大きな魚です。
しかし、成長するのは若い時が多く、
順調にいくと、5年ほどで
80センチにまで成長します。
その後は徐々に成長が緩やかになりますが、
寿命を迎えるまで、延々と大きく
なり続けるわけでもありません。
また、鯉は環境に順応する能力が高く、
限られた環境では
大きくなることを止めてしまいます。
そのため、いくら長生きをしたからといっても
大きく成長するわけではありません。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
鯉は昔から長寿の魚として有名ですが、
ギネス記録が200歳を超えていたのは
驚きだと思います。
飼育の仕方次第では、とても長生きしますので、
まさに生涯を共にできるペットだと思います。
環境を整えて、
ぜひ長生きさせてあげて下さいね。
こちらの記事では、
おすすめの鯉の餌をご紹介しています。
⇒鯉の餌!おすすめランキングTOP10をご紹介!選ぶポイントは?
ぜひ読んでみて下さい。